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有料コンテンツづくりはサブタイトルから決定するとうまくいく

それでは、どんどん有料コンテンツを作っていきましょう!(^o^)

前回の復習:小さくスタートして大きく花を咲かせましょう

前回確認したように、noteでは繰り返しバージョンアップをしてコンテンツの精度を上げ、そしてそれに見合った形で提供金額を上げていくというのが王道です。

考えてみると、これはコンピュータのソフトウェアでは当たり前のビジネスモデルであるということにお気づきだったでしょうか。

ウインドウズというオペレーティングシステムはまさにそうですね。繰り返し繰り返し市場の、そしてユーザーの意見を取り入れながら現在はWindows10というバージョンになっています。もちろんその間少しずつ提供金額が上昇しています。

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それでも、その上昇に文句を言う人はほとんどいません。アンチウインドウズ派の人も、アップル社のiOSがバージョンアップすることに文句をつける人はほとんどいません。

つまり、この新しく始まった有料コンテンツ作成編のベースコンセプトはソフトウェアと同じビジネスモデルだったのでした!

新しいバージョンをリリースする間に、次のバージョンアップの構想をねっておき、現行バージョンの有料noteの評判から最適な方向を探っていくという方法もOSのバージョンアップと同じですね。

計画のすべてを最初から実現しようとしたら、たしかにそれは究極の夢のオペレーティングシステムになるかもしれません。

でも、それが完成し終わってから市場に投入しようとしたら、いつまでたっても、OSをリリースすることができません。それでは本末転倒ですね。

未完成でもいいから、どんどん発表していく。

これがオペレーティングシステムのビジネスモデルであり、みこちゃん流有料noteのビジネスモデルです。

Think Big, Start Small.
小さく始めて大きな未来を目指しましょう。

みこちゃん流有料noteづくりの最初の一歩

書く前にがちがちに作り込まれた設計図を作ってはいけない!というのが、前回のポイントでした。

それにしても、最小限の地図は必要です。その最初の一歩をご提示しましょう。それは、意外に思うかもしれない方法です。

有料コンテンツはサブタイトルから作れ

これが、note有料コンテンツづくりの唯一の成功法則です。

巨大な設計図=巨大な文章構成(アウトライン)から進めてはいけないというのが前回のポイントでした。ではタイトルから決めるのがいいのでしょうか?NOです。

タイトルから考えると失敗します。

例を出します。

従来のタイトル付けでは書籍はもう売れない

このタイトルをよく見て下さい。

『英語教育』

めちゃめちゃ情報量が少ないです。わかるのは「ははあ、英語の教育の本だなあ」くらいしかわかりません。情報量ゼロです。

この本は英語教育雑誌としてロングセラーですのでこれでもいいのですが、単行本でこのタイトルを付けてしまうと、少なくとも忙しいビジネスマンは書店で絶対に手にしません。

今度はどうでしょうか。

一気に情報量が増えました。この違いは一体何なのでしょうか。みなさんには今後書店で注意深くタイトルを見る癖をつけていただきたいと思います。

すぐにでもわかることとして、最近の本は、まるでサブタイトルがそのまま本の題名になっているような物が多い、ということではないでしょうか。

この本も、昔ならこういうタイトルだったはずです。

【タイトル】英語をマスターするコツ
【サブタイトル】「英語を話せる人」と「挫折する人」の習慣 外資系バイリンガル秘書になれた著者の勉強法

現在主流の(特に実用書のベストセラー)では、下記のように旧来のタイトルとサブタイトルの地位が逆転しています。

【タイトル】「英語を話せる人」と「挫折する人」の習慣 外資系バイリンガル秘書になれた著者の勉強法
【サブタイトル】
英語をマスターするコツ

一目瞭然です。こちらの方が情報量が圧倒的に多く、自分に必要な、自分ゴトにできる本かどうかがタイトルを見ただけですぐにピンときます。

なるほど、耳を鍛えるとか、死ぬ気でボキャブラリーを増やすとかいうことではなくて、英語が自然と頭に入ってくる、勉強が続けられる「習慣」が自分には欠けていたんだな、とダイレクトに訴えかけてきます。

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他にもたくさんありますね、やったら長いタイトルの本。

架空でひとつ作ってみましょう。

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