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【みこ宇宙論】多世界解釈量子力学は自己啓発と相性がいい!

量子力学は自己啓発と相性めちゃいいよ!
(^~^)

 さてと……。

 前回、自己啓発系の量子力学はかなり怪しいものが多い、という記事を書いたので、みこちゃんはアンチ「自己啓発系+量子力学」だと思った方もいると思いますが、記事の中でも別の部分でちゃんと書いたようにそんなことはありません。

 ただ、多くの本、ネット記事では波動関数の解釈が雑すぎて、それじゃいくらなんでも、荒唐無稽だという事を言っただけで、例えば、みこちゃんは、こういうファンタジックなことを(条件付きもあるけど基本的にほぼ)認めているし、ワクワクしています!

第2章 ゼロポイントフィールドとつながる方法
──なぜ脳力が高まるのか?


◉なぜ勉強もスポーツも驚くべき結果が出るのか?
◉「意識の全集中」で奇跡だって起こせる
◉フォトンを上手に使えば、あなたの人生を好転できる
◉「時間」を早く進めたり、遅く進めたりできる
◉なぜこの塾では成績が上がるのか?
◉伸び悩んでいた成績が、なぜ突然上がるのか?
◉量子力学で見る「脳のバージョンアップ」とは?
◉あなたも「神ってるレベル」になることができる
◉ゼロポイントフィールドと、どうすればつながれるのか?
◉すべての人、モノ、現象がゼロポイントフィールドとつながっている

第3章 振動数を上げると思いが現実化する
──パラレルワールドの移動法


◉なぜあなたの目標はいつも実現しないのか?
◉周波数帯を変えれば、どんな人生でも好転する
◉周波数帯を変えると、今も未来も過去も変わる
◉〈思考の物質化〉「どうせムリ」というあきらめの世界からの脱却
◉〈パラレルワールド〉内にこもっていた世界からの脱却
◉〈パラレルワールド〉自分を喜ばせると振動数が上がり、才能が花開く
◉〈パラレルワールド〉自分を認めると振動数が上がり、相手が見える
◉〈量子力学の復習〉あなたが「神ってるレベル」になるために
◉「神ってるレベル」の力を出すための3つのポイント
◉「時間」「空間」「メンタル」を操ると奇跡的な能力が出る
◉「エネルギー」「時間」「空間」って何?

物理学方面からも支持できるのはこの方だけだった

 アマゾンで量子力学で自己啓発している本(波動本)は、ほとんど目を通しました(さすがにこれはだめだと思った著者の本は1冊だけしか読まなかった。それでも60冊ほど読みました)。


 その中で、この人は信用できると思った人は3人いました(理系一人、文系二人)。

 この著者の方はそのうちの一人です。

村松大輔(むらまつ だいすけ)
一般社団法人開華GPE代表理事。1975年、群馬県生まれ。東京大学工学部卒業後、父の経営する金属製造業の会社に勤めるもうまくいかず、勤続13年を超えたころについにうつ病を患う。その後、参加したセミナーで自分が自分を大切に扱うことを学び、うつ病も克服。2013年、脳力開発塾「開華」を設立。学力を伸ばすだけでなく、量子力学をベースとした脳力開発を目的とした学習塾スタイルを提唱する。

Amazon著者紹介より

 この方の特徴は、前回みこちゃんが徹底批判したような、低い波動を捨てて高い波動に乗り換えるいうことを一切言っておらず、波動を変えるためには生きている世界を変える(多世界解釈移動する)ことを言っている点(多世界移動することによって結果的に高い=自分に一番あった波動を獲得する)です。

 この考え方はみこちゃんと同じでして、先程信用できるのあと二人の方は、信用はできるのですが、この多世界移動を基礎に据える考え方は取っていませんので、物理学としての量子力学的(エベレット解釈を基本的な考え方として採用している点)にも信用ができるとみこちゃんが思うのはこの方だけになります。他の方も多世界解釈は説明してはいますが、考え方の基本にはおいていません。

 エベレット解釈に依拠して量子力学を自己啓発に取り入れている。ここがみこポイントが最高点だったところです。

 多世界解釈(エベレット解釈)とは簡単に言うとこういうことです

 まずは、多世界解釈とはなにかです。この一文が超絶にすごい。この一言で言い尽くしていると思います。

 量子力学がこの世の根本原理だとしたら、原子一つ一つのみならず、それから構成される物体、人間、天体、そして宇宙全体も同じ原理で説明されるべきものである。

和田純夫『量子力学が語る世界像』P80

 その意味するところを理解するために、まず量子力学のおさらいから参りましょう。

 量子力学では、シュレーディンガーの猫のように、観察するまでは物体はA、B、C……複数の可能性を持った波(波動)であり、観察者がそれを観察した瞬間に波が粒子となると考えます(生きている猫と死んでいる猫が同時に存在してたけど、見た瞬間どっちかに確定する)。

 分かりやすく言うと、あの法然の和歌です。

量子力学によれば、これらの素粒子は、普段は確率として、ぼんやりとした霧の塊ように存在しており、観測を行なうまではその厳密な位置や速度などの状態を確定できない。つまり、見ていない(観測をしていない)素粒子は、見るまでは存在していないとも表現できる。

PCウォッチ「この世のモノは見るまで存在しない」

 ★そして!だからゆえに!観察者もまた量子力学的に(シュレーディンガー方程式で)観察されるべきだということ


それから構成される物体、人間、天体、そして宇宙全体も同じ原理で説明されるべきもの

先程のブルーバックスの引用文

 これが、多世界解釈の本質です!観察者もまた観察されるわけすから、誰かに観察されるまでは、その人間は(他ならぬあなたも、今この記事見ている瞬間も)多世界に分裂しているというわけですね!

 仏教でもエベレット解釈と同じ考え方がある

 ここでまたもや、仏教です。仏教が量子力学と似た考え方を持っているというのは、量子力学を専門とする物理学者自身が世界中で言っていることですが、エベレット解釈そのものも仏教の中にそっくりな考え方があることはあまり指摘されていません。

 ところがあります。これがそうです。

四分(しぶん)とは、唯識の中でも法相宗が伝えている学説で説かれたもので、元来、前三分であったものに護法が「証自証分」を付け加えて四分としたものである。心(しん)と心所(しんじょ)に四つの局面があることを説明している。

■相分(そうぶん) - 客観的側面
■見分(けんぶん) - 主観的側面
■自証分(じしょうぶん) - 自らが対象を認識していることを自覚する側面
■証自証分(しょうじしょうぶん) - 自証分のはたらきを、さらに自覚する側面

四分と申し候は相分・見分・自証分・証自証分也。眼識にもこの四分あり、五十一の心所にもこの如し。〔唯識大意〕

ウィキペディア「四分」

この証自証分です。

  自証分のはたらきを、さらに自覚する側面というのは、まさにさっきのブルーバックスの引用部分の根幹であるこれです。

 量子力学がこの世の根本原理だとしたら、原子一つ一つのみならず、それから構成される物体、人間、天体、そして宇宙全体も同じ原理で説明されるべきものである。

 つまり、観察している人間そのものも、またそれを観察している人間からすると、観察対象として何を見ているかによって無限に分裂しているわけです。


 ■自証分(じしょうぶん) - 自らが対象を認識していることを自覚する側面

 これがボーアのコペンハーゲン解釈的量子力学です。観察者と対象世界を分けて考え、なおかつ観察者に特権的地位を与えています。

■証自証分(しょうじしょうぶん) - 自証分のはたらきを、さらに自覚する側面

 これは、観察者をさらに観察するということですね。つまりコペンハーゲン解釈では、観察者を特権的立場においたわけですが、唯識仏教の「証自証分」では、その自分もまた観察される対象となっているわけです。

 アメリカ人のエベレットはおそらく唯識仏教哲学を知らなかったと思いますが、知っていたらとくにこの「四分」については泣いて喜んだのではないかと思われます。

楽しい部分の詳しいことは動画連動でやっていきます

 では、理論的な枠組みが確認できましたので、楽しい話です!
(^~^)

 以上のことが前提となると、どうしてこういうことが可能になるのでしょうか。それは、動画で楽しく解説していきますので、どうぞお楽しみに!


動画予告です(シリーズ物になります)

◉なぜ勉強もスポーツも驚くべき結果が出るのか?
◉伸び悩んでいた成績が、なぜ突然上がるのか?
◉あなたも「神ってるレベル」になることができる
◉なぜあなたの目標はいつも実現しないのか?
◉周波数帯を変えれば、どんな人生でも好転する
◉周波数帯を変えると、今も未来も過去も変わる

◉〈パラレルワールド〉内にこもっていた世界からの脱却
◉〈パラレルワールド〉自分を喜ばせると振動数が上がり、才能が花開く
◉〈パラレルワールド〉自分を認めると振動数が上がり、相手が見える

◉「神ってるレベル」の力を出すための3つのポイント
◉「時間」「空間」「メンタル」を操ると奇跡的な能力が出る

 かなり難しい話になりますので、動画で楽しい実践部分、note記事でその理論的な部分の解説という二本立てで行こうと思います。

 よろしくお願いいたします!

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