見出し画像

税金を納めないとどうなるの?

人気youtuberのくれいじーまぐねっとさんが税金の滞納により、口座がお金が引き落とされるというニュースを目にしました。
動画はこちら

今回は税金を納めないとどうなるのか?ということについて税理士事務所で働く中の人が解説していきます。

本noteを動画で解説したものになります。
動画でサクッと見たい方はこちらをどうぞ。


すぐには何も起こらないが・・・

税金を滞納してしまったらどうなるのでしょうか?
すぐに何かが起こるというわけではありません。

滞納には2つのケースがあります。
1つ目は申告すらしてないケース。
→確定申告をしましょう。自分でできない場合は税理士に頼みましょう。
2つ目は申告はしたけど払うお金がないというケース。
→1日も早く相談に行きましょう。

税務署はある日忘れた日に突然やってきます。
だから怖いのです。まずは自宅に通知がやってきます。

口座などの資産が差し押さえられる


税務署も鬼ではありませんから、すぐに資産が差し押さえられるということはありません。
差し押さえ通知が来て、払えない場合はすぐに相談に行って下さい。
税理士を頼んでいる場合は、顧問税理士に相談してください。

問題となるのは、通知を無視した場合です。
税務署はあなたの預金口座などの資産を差し押さえる権限を持っています。
不動産や車など、お金に換金できる価値のあるものは差し押さえることができます。

滞納が解消されるまで、この差し押さえは解除されません。

サラリーマンであれば、給与を差し押さえることもできます。
職場にばれますのであなたの信用がダウンしてしまうことになります。

滞納がひどいと、本来の2倍の税金を納めることになるも

では、滞納によってどれくらいの税金を納めることになるのでしょうか?

税金を滞納したペナルティというのは次のようなものがあります。

・過少申告加算税
→申告した金額が本来の税額より少ない場合
・無申告加算税
→期限内に申告をしなかった場合
・延滞税
→税金の支払いが遅れた場合
・重加算税
→隠ぺいや仮装など悪質とみなされた場合

税金を滞納するとペナルティが取られます。
このペナルティのことを追徴課税といいます。
(よくニュースで話題になるやつです)
きちんと期日を守って納めている人が可哀そうですからね。
これらのペナルティが課せられた場合
多い人では本来納めるべきはずだった税額の、約2倍になることもあります。

最初からきちんと払っておけばよかったよ・・・なんてことにならないようにしましょう。

払えないときは税務署に相談しよう

税務署はあなたの口座などの情報を把握しています。
一番良くないのは、放置・無視することです。
さらに税務調査になって、悪質とみなされ追加でペナルティを取られることに・・・
となってしまったら負の連鎖となってしまいます。
そうならないように早めに対策を立てるようにしましょう。
自分で確定申告をしていた結果、税理士に頼むより高くついてしまった~なんてならないようにしましょうね。



😊