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【読書記録】砥上裕將さん『線は、僕を描く』講談社
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絵が表すのは、自分の心。
\今日は、何、読む?/
砥上裕將さん『線は、僕を描く』講談社
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【この本を読むきっかけ】
表紙に描かれた青年の横顔に惹かれて手に取りました。表紙をめくると、水墨画が描かれていて、描かれた花びらの濃淡の美しさに、ため息が出ました。
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大好きな作家さんの一人、桜庭一樹さんのインタビュー記事で、小説の書き出しが決まるまでの話をされていました。
ストーリーの流れも登場人物も決まっているのに、書き出しが浮かんでこない状態から、頭の中にあるものを捉えようともがき、その尻尾を掴むまでの苦しさが印象に残っています。
『線は、僕を描く』の主人公、青山霜介は、筆を握ったことがないにも関わらず、水墨画の大家、湖山に認められ、水墨画を習うことになる。
こんなストーリーが、シンデレラボーイ過ぎて、水墨画を世間に広める為の小説なんだろうなぁ、と軽い気持ちで読み始めました。
でも、絵を描くこととは?表現するとは?にまっすぐ向き合った作品でした。
自分の中にあるものを捉え、目に見える形にすることの難しさと楽しさ。表現する側の人は、こんなことを考えてるのか、と新鮮な驚きを感じました。
同時に、ああ、これをめんどくさいと考えてしまうから私は絵が下手なんだなぁと、納得もしました。
こちらは、メフィスト賞受賞作。メフィスト賞は、いつも新鮮な視点の作品を見出してくるので、以前から大好きなのですが、改めてすごい作家さんを見つけたなぁと惚れ直しました。
【砥上裕將さんは、こんな作家さん】
1984年生まれ。福岡県出身。水墨画家。『線は、僕を描く』で第59回メフィスト賞を受賞しデビュー。
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