ビジネス書 :「はじめての短歌」
「短歌の本だけどなんだか仕事に直結だなあ」と思いながら読んで巻末の解説まで行ったら「この本はただの短歌入門書ではない。短歌入門書の仮面をかぶったビジネス書である。」(P165)とありました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4309414826
仕事に直結していると感じた5箇所を、備忘のために引用します。
①昼間のおじさん
ジェンダーというか、トキシック・マスキュリニティというか。僕はこの問題の当事者です。今でも、小さな女の子に笑いかけそうになると周りから誤解されるのはではないかとためらいを感じます。
②「生きる」と「生きのびる」
「生きる」と「生きのびる」。 - きずなメール・プロジェクト 代表のblogでも引用しました。難しいかもしれませんが、「生きのびる」と「生きる」を、できるだけ近づけたい、一致させたいと思って仕事をしています。
③共感
仕事で「共感」を目指してみて大エラーしました。でもまだ試合は続いているので、砂時計の「くびれ」みたいな驚異のゾーンを探しています。
④網の目
仕事が「テキストメッセージによるセーフティネット事業」なので、業務の中で、「網をかける」「網の目をつめる」という語を使います。これが、生きのこるための言葉か生きるための言葉かはわかりません。
⑤だから短歌
著者は、生きるために大事なことを、実にヘナヘナした言葉で述べます。僕にマネできなさそうな「ヘナヘナ」にリスペクトを感じます。
世界時計。
https://kizunamail.hatenablog.com/entry/20221016/1665883588 より転載
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