悔い改める

漫画を描いて世に発表するというのが小学生頃の夢だったな。
それくらい、絵を描くことが好き過ぎて、毎日変人と思われるくらいには描いていた。
好きな『NARUTO』のキャラクターを模写したり『BLEACH』の刀や仮面を描いたり、写生会の風景画は毎年賞をもらうくらいに。
でも、ある日からパタっと辞めた。
あれは、中学生の頃からか……。

今思うと全然原因がわからないのだが、絵は描かなくなった。
よく、自分の才能に限界を感じたりライバルに勝てなかったりと、辞める理由なんていくらでもある。
でも、一切思い出せない。
絵を描かなくなった理由がわからない。

今更20代後半になって、なんだか悔いている。
すごいおもしろい漫画やアニメが多い日本の最高の文化に、自分も一石を投じて、社会影響をもたらす漫画やアニメを表現したい。
僕は目立つことはしない。
でも、こっそりとすごいことをやり遂げたい。

身一つで演技をし、その世界のある1人を表現する演劇が楽しい。
非常に味わい深い世界を目指す僕は、贅沢にも漫画も描いて、さまざまな表現をしようと思っている。
きっと何かを表現することが楽しいんだろうな。
今更何ができるんだろう……。

そうだ! 世界観やキャラクター原案を創って、プロット組み立てておけば良いのかも。
などと、安易に考えて始めようとしている。
上手くいかないとは思っても、なんか行動してみるのがいいのかもしれない。

最近は、より一層『ONE PIECE』が熱いが、伏線の貼られ方や回収のされ方がずば抜けていて、他の構想より次元が上だ。
展開も熱いし、盛り上がる要素が多く最高の漫画、アニメだ。
それくらい、高みにいけるような漫画を描きたい人生だった。

まだまだ若いが、もっと若い頃からやっておくんだった。
影分身ができれば、経験値2倍で物事を修得できただろうか。

嘆いていても始まらない。
今からでも、やりたいことは素直にやってみよう。
行動こそ何かの結果をもたらしてくれる。
結局誰かが歩かなきゃ、楽な道か険しい道かなんてわからない。
やりたいように行動してみよう。

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