私の生き様 第2章(大学時代)
みなさん、こんにちは。
ゆっかです。
第1章では幼少期~浪人時代までの生き様を書き綴りました。
今日はその続きです。
大学時代
大学進学を機に上京。
念願の一人暮らしを始めます。
やりたいことは全部やるぞ!と意気込んでいました。
が、そんなに一筋縄ではいきませんでした。
自由への渇望
大学に入り、やっと母親から解放されると思っていたのに、母親の束縛は続きます。
まず住む場所。
母親に促されるまま、女子だけの学生寮に入居。
ただ、ここが7時~22時以外は外出禁止という門限つき。
さらに管理人が常駐でした。
母親は安心だったのかも知れませんが、私は家を出るたびに管理人の人に監視されているようで息苦しくてたまりませんでした。
別に夜遊びをするわけでもありませんでしたが、生活の中に制限があると考えるだけで、耐えがたかったです。
結果として、2年はここに住みましたが、契約更新のタイミングで、自分で物件を探し、両親を説得し、学生寮を出ました。
次に、母親への連絡頻度。
母親の要求は「毎日LINEで連絡しなさい」でした。
でも、それも監視されているようで、私の体は全然動きませんでした。
私が全然連絡しないので、後に「1週間に一度は連絡すること」と条件は緩和されましたが、それでも私は10日に1回程度連絡するのみ。
私としては、それくらいの頻度が苦なくできる最低ライン。
でも親としてはもっと連絡して欲しいと思っているので、連絡するたびに小言を言われるので、ますます連絡したくなくなっていました。
しかも、親が心配だからして欲しいという趣旨だったので、親が気になった時点で私に連絡をしてくれたらいいのに、私の方から連絡をすべきと頑なに主張し、私が方から重い腰を上げて連絡をする度にいつも怒られていました。
当時は親の不安を私に押しつけないで欲しいなと思っていました。
頭では親に感謝すべきだし、それなら連絡もした方がよいとは分かっていましたが、当時の私にはそれができませんでした。
それくらい私の自由を奪うものに対して拒否反応が起こっていました。
キャパオーバー
やりたいことを全部やると決めて大学時代をスタートさせます。
具体的には、授業は興味がある科目を全て履修し、バイト、劇団四季鑑賞、セミナー参加、飲み会、合コン、サークル、ボランティアなど、真面目なものから不真面目なものまで、少しでも面白そうだと思ったものを片っ端から参加。
毎日朝から晩まで予定を詰め込みまくっていました。
そうしているうちにだんだん辛くなってきて、予定を入れるのに参加できない、ということが増えてきました。
そして、そんな自分に自己嫌悪。
やりたいことのはずなのに、できない自分を責めまくっていました。
そうこうしているうちに、精神的にも辛くなってきて、ついに引き籠もります。
音信不通になり、ぼんやりテレビを見ながら、ずっと泣いていました。
全ての人間関係を断ち切りたい。
一人になりたい。
やりたいこともできない、そんな自分はどうせだめなんだ。
そんなことをずっとぐるぐると考えていました。
結果として、当時の彼氏(現:夫)が話を聞いてくれ、外に出るきっかけを作ってくれたので、1週間ほどで日常生活に戻ることができました。
このとき迷惑をかけた大学時代の知り合い・友人には大変申し訳なかったと思います。
将来について
そんな出来事を経て、大学3年生になった私は、今後は将来のことについて考え始めます。
改めて自分は何をしたいのか、どういう人生を送りたいのか。
必死で考えました。
心理学を学びたいと思って選んだ大学でしたが、教養の授業の中で学んだ「生涯学習理論」「成人発達理論」「社会教育」に出合い、教育学を専攻。
人の成長やよりよく生きることに関わることがしたいという思いは変わらずありました。
また、自分のライフプランについても、早く子どもを産み育てたいという希望もあったため、それが叶う職業がいい。
そして、社会教育の仕事もできる可能性があるし、まちや暮らしを知ることが好きだし、福利厚生もしっかりしていて、社会人としてもゆっくりしっかり育ててくれる環境があり、いろいろな仕事が経験できる公務員になろうと考え、勉強を始めます。
公務員試験だけではなく、大学職員や塾などの教育業界の就活もしましたが、結果として、ご縁のあった現在の自治体へ入庁することになりました。
ワーク&ライフインターン
もう一つ、私の大学時代で欠かすことのできない経験が、大学四年生で参加した、株式会社スリールが行っていたワーク&ライフインターンへの参加です。
現在は、事業形態が変わっていますが、当時は、4ヶ月間のインターンで、大学生2人で、専属の共働き家庭へインターンという形で入り、お子さんを預かりながら子育て経験をするというものでした。
また、月に1度キャリア勉強会というものもあり、キャリアプランを描いたり、女性活躍や男性育休の状況などについて勉強をする機会もありました。
このインターンについてはまた別記事で詳しく書こうと思いますが、この経験を経て、私は、子育ても仕事も両方全力でできる道があるんだ!
どっちかを諦めなくてもいいんだ!
ということを学び、仕事も子育ても全獲りする人生を送ると決めました。
※体験記はこちらから
総括
第2章は「試行錯誤」。
15歳で自分軸を一旦封印し、大学に入ったら絶対に取り戻すと決めていた自分軸。
でも一旦手放した自分軸を取り戻すのはなかなか難しく、思うようにいかないことも多かったです。
そして、ワーク&ライフインターンの参加を経て、自分軸を取り戻し、自律的なキャリアを歩んでいくんだと希望に満ちあふれていたのがこの時期です。
ただ、この自分軸が、実は他人軸だったと気づいた話はまた次回以降。
※第3章はこちらから
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