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透明な空気の中に誘われて〜谷内こうた展、いわさきちひろ絵本美術館にて〜



谷内こうたさんの展覧会のチラシを私の愛用アプリ、『チラシ ミュージアム』で見つけていってきました。




会場の「いわさきちひろ絵本美術館」は西武新宿線上井草から徒歩10分くらい。

私は徒歩や自転車で行ける場所にありますが、今回はバスでした。


入り口を入り、何回か来たことがあるのを思い出しました。



お庭には、ちひろさんの絵にでてきそうなかわいいこどもとポニーのような動物の像がありました。



チケットを購入し、展示室へ。



静かな部屋に入っていくと、谷内こうたさんの世界が広がっていました。

谷内さんは美大を卒業後、若くして「ボローニャ国際児童図書展」という大きな賞を受け才能が開花したようです。

とはいえ染色家のお父様を持ち、週刊新潮の表紙絵を描いていた谷内六郎さんは叔父様にあたるそうで芸術的才能は受け継がれたものなんでしょうか。


静かな展示室の中で、じっとみていると、ふっ〜っと絵の中に吸い込まれていくような空気。

絵本になっているのですが、ことばすくなめに自由にお話の世界に入り込んでいきました。その中で


『つきと あそぼう』

小人さんが、月のところにあそびにいきます。
そして、、、。

本の帯にはこんなコメントが

「0歳から100歳までのすべての子どもたちへおくる画家の童心が描きだす、感じる世界の絵本」

お月様と小人の静かな世界のこの絵が気にいって絵本を購入してきました。



原っぱで汽車を眺めている男の子から始まる『なつのあさ』の絵も気になり、




ポストカードを購入してきました。



こんなやさしい絵を見ていると、自分の中にある幼かった頃の思い出がふとよみがえり、不思議な感覚を覚えます。


忙しいような慌ただしいような、あふれる情報の中を泳いでいるような日々ですが、こうして展覧会を振り返るとホッとする時間が持てたような気がしました。



◎今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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