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編集プロダクション(編プロ)へ転職した人の記録

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未経験から編プロの編集者&ライターに転職するまでの2年間の記録や、編集プロダクションって実際どうなの?について書いたnoteを集めています。
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#転職活動

未経験から編プロに転職するメリット&デメリット

未経験から編集プロダクションに転職して半年が経過した。 転職するまで、編プロは「やばいブラック企業」だと思っていた。給料は安いのに仕事は多く、労働環境は劣悪、消耗するまで単純作業をさせられる。いくらやっても仕事は終わらず、給料は上がらない……。「編プロ 転職」と調べると、こんなネガティブな内容が出てくるので、本当に編プロで働いていいのか何度も不安になった。 半年間働いて思ったのは、編プロはやばいブラックではない。でも、入社前に抱いたネガティブイメージに当てはまる部分もある

転職で収入ダウン。不安はあっても後悔してない理由

半年前、わたしは転職して収入がダウンした。 4年働いたwebサービス系の営業をやめ、編プロの編集・ライターとして転職した。副業でライターをしていたものの、未経験に近い収入で採用となった。新卒の会社よりも月収は数万下がる。それでも、様々な案件を担当できる環境に惹かれて入社を決めた。 一般的に、転職で収入が下がるのは失敗だと考えられている。転職前に「転職 収入」と調べたら、年収を下げる転職するのはよくない、年収下がると悲惨だぞと、多くのサイトに悲しい末路が書かれていた。 も

未経験の転職は「クリスマスケーキ」

「正直、今年がギリギリでしたよ」キレイな女性がニコニコ笑う。 丸の内にある某人材会社で、キャリアカウンセリングを受けた。2回挫折した転職活動を再開し、今日はどんな求人があるのか改めて確認しようと思った。法人営業職からライター職をめざす。副業でライターをしているとはいえ、未経験の職種への挑戦だった。 学生時代から現在の仕事内容まで話し、カウンセラーのお世辞をたくさん言ってもらいながら、いくつか求人を紹介してもらった。可もなく不可もなく、そんな求人だった。そして帰りのエレベー

中途採用の面接官に「感動した」と言ってもらえた1通のメール

わたしの書いた1通のメールで、中途採用の面接官から「感動した」と言ってもらえた出来事がある。 ある制作会社の選考を受けていた。2次選考では、面接と1時間半の課題があった。課題は、テーマに沿ってWEBメディアの企画と500字程度の記事を作成するといった内容で、ここ数か月出せなかった集中力をだして取り組んだ。企画と記事が完成したのは約5分前、かなりギリギリだった。それでも自分としてはなかなかいい企画ができたと感じた。記事を読み返しながら「おもしろいねとか、いい着眼点だと褒められ