TouTubeをやるときに約束したこと
知る人ぞ知ることですが、私の子どもはYouTubeでチャンネルを持っています。
内容は、地域紹介みたいなものなんですが、私と子どもとの間でルールを設けて一緒に運営しているチャンネルです。
YouTubeを始めたきっかけ
私のお友達に「子どもがYouTubeでチャンネルを開きたいと言っている」と言う話をしたことがきっかけでした。
お友達も自分の子どもたちがやりたがっているとのことから一緒にチャンネルを開設することになりました。
これが本当にはじまりでした。
チャンネルの開設は簡単だ!それよりも…
私自身、仕事柄ネットサービスを使うことも多いのでチャンネルの開設や動画編集は素人並みで良ければ大きな問題ではありません。
一番気にしたのは、ネットと言う公で子どもの顔出しや名前出しに抵抗がありました。
私の知っている子はYouTubeでいじめにあった話なども聞いていたこともあって。
そもそも、顔出しや名前出しが危険だと言われる時代からネットをやっていたのでその環境もあったからなのかもしれません。
ネットで顔出し名前出しをすると言うことはトラブルに巻き込まれる可能性も大きいですし、何かあった時に責任が取れるようでなければ危険であることも知っていたからです。
子どものやりたいも応援したい
危険だからやらせないのでは勿体ないかなと言う気持ちもあり、子どものやりたい気持ちに寄添いながらルールを設けて始めることにしました。
設けたルールとは
設けたルールは至ってごく普通のことです。
フルネーム、通っている学校名を明かさない
個人が特定されるのは絶対NGだったので、個人情報的なことを口走ってしまったら撮り直ししていました。
サングラス着用
効果はいまひとつかもしれませんが、これも顔が分かりづらいように。
人が見て嫌な気持ちになること、言葉遣いは禁止
視聴率を稼ぐために悪ふざけをするようなことはしてほしくなかったのと、見ている人がいると言うことを意識して動画を配信することを考えながら作ってほしいので。
ゲーム実況は自分で動画編集ができるようになってから
本当は一番ゲーム実況をやりたいんだと思いますが、ネットでのルールも分からずゲーム実況をさせたくなかったのとゲーム実況はゲーム機に仕掛けをしなければキャプチャが取れなかったりするのでちょっと面倒と言うこともあって全てを自分でできるようになったら相談の上でOKと言うことにしました。
お金をかけない
おもちゃ紹介やお菓子の大人買い的なものなどはお金がかかります。
たくさんの動画を配信したり、新製品を常に追うのはコストがかかりすぎるという判断からNGにしています。
ネットサービスは楽しいけれど…
ネットを使った様々なサービスは楽しいしワクワクするしやりたい気持ちも分かります。
私自身、10代の頃からチャットサービスを使って見ず知らずの人たちとのコミュニケーションを楽しんでいた時期もあったので。
その代わり、一歩間違えば犯罪に巻き込まれることもあります。
大きなトラブルにだってなり得ることもあります。
だからこそ、こうしたらどうなる?困ることにならないかな?という判断力を付けてネットを楽しんでもらえたら良いなぁと思っています。
その後、YouTubeはどうなっているか?
私が編集する時間もなくしばらく新着動画を上げていません。
子どもも地域の紹介は飽きてきてしまっているところもあり、引越しを機に新しい内容で再開する予定です。
YouTuberの定義とは
私自身、YouTuberとは「YouTubeで収入を得ている人」だと思っているので「yukiさんのお子さんYouTuberなんでしょう?」と聞かれたら「YouTubeはやっているけど収入を得ていないからYouTuberじゃないのよ~」と答えています(笑)
収入を獲ることを目的にはしたくないので、今のお気楽なチャンネル運営がちょうど良いと思っています。
最後に…
子どもたちにプログラミングを教える立場になって、情報モラルも学びたいなぁと思っています。
楽しいだけではないことも一緒に伝えていけたら良いなぁと思っています。
全ての子どもたちに平等にパソコンを学べる場があると良いなぁと言う想いでCoderDojo鴨居を立ち上げました。 カンパや支援金は無料子どもプログラミングサークルCoderDojo鴨居の運営や書籍・機器類などに使用させていただきます。