かぎね 2021年10月9日 21:35 140字で読書記録/「ブラフマンの埋葬」小川洋子 名前も素性も記されず、舞台である《創作者の家》とそれが所在する村での関係性だけで描かれる登場人物。何の生き物か最後まで言及されないブラフマン。静かに保たれていた距離感の均衡がわずかに崩れたとき、ひとつの穏やかで愛しい夏が終わる。 この記事が参加している募集 #読書感想文 207,885件 #読書感想文 #読書記録 #140字で読書記録 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート