マガジンのカバー画像

息子の発達と成長

37
3歳の時に軽度知的障害と自閉傾向の診断を受けた次男の、発達や行動に関する記事です。経験したこと、感じたこと、現在困っていること、将来への不安と希望、など。
運営しているクリエイター

2021年6月の記事一覧

言語化が大事

療育児の次男は現在年長。就学先決定に向けた活動の真っ最中です。 すでに学区の小学校の支援級と支援学校の見学を終えました。来月以降、総合教育センターや学校との面談等を経て、就学先が決まるらしいです。 面談では、就学にあたり心配な点、こういうフォローを必要としている、など、伝えることになります。事前に現在の子どもの様子を細かく聞かれた質問用紙に回答を記入したのですが、書きながら、伝えたいことを正しく伝えるのは難しいと思いました。 例えば、ことばがどれくらい出ているか、という

必要なこと

前回の投稿でこう書きました。 “この「諦める」という作業は、私が障害児の親として生きていくために必要なことだということです。” この「必要なこと」というのは、私にとって大事なキーワードです。今回はこのことについて少し書いてみたいと思います。 数年前、半年ほど心理相談に通っていました。具体的な相談内容は伏せますが、先生との話の中でこんなことを話しました。 「過去の嫌な出来事をわざわざ思い出しては、落ち込んだり怒りを新たにしたりしてしまう。気にしなければいいとわかっている

諦めること

入園前の12月頃、入園予定の親子が幼稚園で先生と一緒に過ごす、というイベントがありました。 幼稚園のおもちゃで自由に遊んだり、手遊びをしたり、工作をしたり・・・といった内容で、時間も1時間程度の短いものだっだと記憶しています。 最初からぐずり気味だった息子。詳しい経緯は忘れてしまいましたが何かが気に入らなかったことが決定的となり、途中で部屋を出てしまいました。そのまま昇降口近くに飾ってあった大きなクリスマスツリーのところで遊び始め、最後まで皆のいる部屋に戻ることはありませ

幼稚園入園・療育開始までのこと(続き)

時間が空いてしまいましたが、前回の続きです。 発達検査~結果を聞く 入園前の1月、初めての発達検査。午後だったので少し疲れ気味だったかもしれません。良くも悪くも、普段どおりの彼の姿を見てもらえたと思います。 2月後半、結果を聞くために再び療育センターへ。発達指数(DQ)は中度に近い軽度。さらに自閉症の傾向ありという診断でした。そして、年少になる4月から療育センターの週1回の親子クラスに通うことを提案されました。 後日、プレの先生から、診断がついたとき私はどんな気持ちだ