マガジンのカバー画像

noteを書く。文章を書く。

28
誰かの心になにかを残せる文章を書きたい。「書くこと」についての記事をまとめました。
運営しているクリエイター

#ひとりごと

誰かの心に残る文章を書きたい理由

今月、noteを始めて1年になります。そのうち9か月ほど手をつけていない時期があったので、実質の活動期間はだいぶ少ないのですが、とにかく1周年。 noteを始めた理由は、当時子どもの発達のことでぐちゃぐちゃだった頭の中を整理したかったから。頭の中を飛び交っているさまざまな思いをちゃんとした文章にして外に出したかった。それだけでした。 でも、記事をいくつか書いているうちに、文章を作るのがどんどん楽しくなりました。他のテーマでも書きたくなって、noteのお題なども利用するよう

ただひとつの記事に、ただひとりの熱烈なファンがほしい。

自分が読み返す用に、非公開のマガジンを作っています。先ほど、このマガジンに3つめの記事を追加しました。 このマガジンは、いわば殿堂入りnote置き場。たまたま読んだある方の記事に自分でも戸惑うぐらい揺さぶられたのがきっかけでした。 その記事について書いた私のnote。 好きすぎてスキも押せず書き手さんをフォローもできない記事。こっそり読み返したくて作ったマガジンです。 1年以上たった今でも、読み返すたびにどきどきするし、嫉妬するし、一語一句これと同じものが書きたいんだ

コンテスト落選のつらさをどう乗り越えるか

フォロワー数やビュー・スキの数はあまり気にならない私です。 他の書き手さんと比較して寂しくなっていた時期もありました。でも、数字を大きくすることよりも、思い入れのある記事を重ねていくこと、そして少しでも誰かの心に残ってくれることの方が自分には大切かなと。何度自問してもそういう結論になります。 少しのビューやスキであっても、読んでもらえている、存在を知ってもらえている、と感じることができるので十分だと、今は思えています。 一方で、どうしても心乱されてしまうのが、noteで

2022年、こんな記事を書いてみたい

漠然とではありますが、こんな感じの文章を書いてみたいなあというのがいくつか頭の中を回っているので、ここに残しておきます。 1、感情のままに書き散らかした文章 自暴自棄とまでは行かなくても、やりきれない気持ちをそのまま吐き出したような。以前noteで見かけて以来憧れているエッセイがあって、それがそんな感じの文章なのです。 逆にポジティブな感情でもよさそう。嬉しすぎて、幸せすぎて、書いてあることが支離滅裂、みたいな。いずれの場合も、寝かせずに感情が新鮮なうちに書くこと、そし

私の文章は「作品」だ。

前回書いたこちらの記事。 「ことばの定義を考えよう」という企画に参加したものだったのですが、企画者のひでさんが、twitterとstand.fmで私の記事を紹介してくださいました。 自分の記事をどなたかが紹介してくださるのは初めて。twitterではさらに別の方の感想も拝見しました。stand.fmでは時間を割いて丁寧に紹介していただきました。共感の言葉をいただけて、心が温かくなりました。 そしてなにより、私が書いたものを一つの「作品」として大事に扱ってくださっているこ

「クリエイティブ」という言葉が、まだ少し怖い

自分からnoteを始めておいて言うのもなんですが、「クリエイティブ」とか「クリエイター」という言葉に苦手意識があります。すみません、けんかを売っているわけではないです。 私は筋金入りのマニュアル人間。「クリエイティブ」とは対極のところにいると思っています。 いつも、すでに世にある「正解」をよりどころにして生きてきました。「正解」に寄せておけば責められない、そう信じていたから。だから、答えがひとつじゃない問題は嫌い。絵を描くのでも、写生は苦にならないけれど想像して描くような

「誰かの心に残る文章」のその先

書くことを通して、私は誰の心に何を残したいのだろう。 自分は話すのが下手で存在感を出せない。だから緊張せずにじっくり吟味できる文章によって存在を示したい。また、純粋に言葉に興味があるから、表現を磨いて自分らしい文章を作れるようになりたい。 だから、誰かの心に残る文章を書きたいのだ。 この記事を書きながら、私は私に足りないものに気付いていた。 それは、「誰かの心に残る文章」の具体的なイメージ。 誰の心にどんな文章を届けたいの? 創作をしたいの?ライターになりたいの?

今日はさぼるつもりだったけれど、やっぱり書いてみる。

(タイトルのとおりの心境で・・・今回はひとりごとをつらつら書いてみようと思います) 昨日までで20日以上連続投稿を続けている。特に連続投稿を目標として掲げているわけではないが、文章の上達のために量を多く書きたいと思っているので、毎日少しでも書くことをなんとなく意識している。 でも、今日は朝からnoteを書くのをさぼる気満々だった。なぜなら、緊張していたから。 私はものすごく緊張しいだ。しょっちゅうなにかしらの理由で緊張している。今朝からの緊張の原因は、午後に予定していた

目指したい文章に出会った

noteである方のエッセイを読んで衝撃を受けた。 「衝撃」と安易に書いてしまったけれど、もっと正確に表すと「心がざわついた」とか、「狼狽」とか「羨望」のような。まあ言ってしまえば「賞賛」と「嫉妬」か。 初めて読んだときの気持ちを実況中継したなら「え、なにこれなにこれ。めっちゃ好き。えー、こんなの書いてみたい。いいな羨ましい」、こんな感じ。 引用して紹介・・・どころか、スキすら押せていない。決して100%がポジティブではないこの感情が漏れてしまいそうで、その結果気持ち悪く