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心地良い「倹約」に欠かせない買い物の心得

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

私が生まれたのは1958年。
当時は「消費は美徳」という言葉が1959年の流行語大賞に選ばれているくらい、より多くのものを生産するために、既存のものを早く使おうという風潮で、全ての日本人が消費をすることを豊かさとして、追求する時代でした。「使い捨て」という言葉も、よく耳にしましたね。

そして、いつのまにか「どのメーカーを選んでも大差ない、いつでも手軽に購入できる商品」と感じるようにもなりました。何しろ、欲しいものや必要なものがいつでも準備されていて、お金さえあれば簡単に買えるのですから。

「節約」や「倹約」は、そうしたマインドに逆らうことです。

これまで「節約」や「倹約」とは無縁の暮らしをしてきたあなたならば、マインドを変えるのは難しいと、感じるのではないでしょうか? でも、心配は無用です。

「消費」を超えて「浪費は美徳」と豪語し、有名ブランドという名前だけで、燃費の悪い外車を購入したり、ロゴマークがひと目を引く洋服を購入したり、ライフスタイルに合わない大ぶりのアクセサリーや数万円もする化粧水、ダイヤを施した万年筆など意味のない買い物を重ねてきた私ですら、「倹約」の心地良さに、今やハマっているのですから。

賢明なあなたならば、マインドを変えるのは、簡単です。たとえば、次のポイントを押さえるだけでも、心地良い「倹約」を堪能できます。

第一に、万事、特売や安い店で購入しません。
安いものだけを見続けていると、高品質で価値ある「高級品」に触れる機会がなくなり、本物を見る目が養われなくなるだけでなく、心理的な生活が貧しくなります。
これでは難しい・細かい・苦しい「ガマンの3K」を強いる「節約」に陥ります。

第二に、自分にとって必要なものは、長い目で見た買いものをします。

買い物をする前には、「予習」をきちんと済ませましょう。「予習」とは、次の3点を確認することです。

・自分にとって本当に必要かどうかの再点検……欲しいから買うのではなく「必要性」に迫られているから買う。必要性の優先順位も意識しましょう。

・品質の良いものを安く購入する方法……社員割引や株主優待、ファミリーセール等を利用したり、モデルチェンジ前や決算前等のタイミングを狙うのもいいでしょう。

・口コミやネットでの製品レビューの確認……単純に信じるのでなく、どんなレビューが信頼できるかも知っておきましょう。

 「予習」をきちんと行えば、長持ちして省エネで、「倹約」になる買い物をすることができます。ブランド名に踊らされることもなくなります。

 ~買い物の前には必ず「予習」をしよう~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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