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学歴よりも「センスや腕が重要な世界」へ変化している

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

学歴社会の前提だった一括採用、終身雇用、年功序列というシステムが崩壊し、学歴信仰はどんどん消滅。ソニーは、1991年から就職試験の受験者に最終学歴を書かせていません。世界を舞台にビジネスを展開しているソニーの幹部は、日本でしか通用しない高学歴という基準がどれだけ無意味かを、分かっているのです。
 
従業員5000人以上の大企業の34%は、出身大学名を問わなくなっているというデータもあります。企業の競争は世界では、激化しています。
つねに倒産というリスクを抱えている民間企業では、その規模を問わず学歴だけを見て採用した人に仕事を任せ、業績を悪化させるわけにはいかない。
人間の中身というものを、無視できないようになってきました。
 
「どこで学んだか」ではなく、「何を学んだか」を求める社会へと、変化しています。その傾向がもっとも現れるのが、転職者の採用時。
知人の採用担当者は、転職者を採用するときには、学歴は一切見ないと明言しています。では何を見るのでしょうあ?

「あなたには何ができるのか?」
採用担当者はこの一点にしか興味がないと言っていいでしょう。
 
これまでどんな仕事をしてきたか、どのような成果をあげたか。
同じような成果を持つ人が転職を希望してきたら、即戦力になりえる資格や技能を取得している人を選びます。伝わる話ができる。傾聴できるなど、資格や技能を活かすヒューマンスキルも求められます。英会話や中国語、フランス語など複数の言語が操れる人が重宝される傾向も増える一方です。

高学歴を外したら、何も履歴書に書けない人は、不要な時代がやってくるのです。今や転職は当たり前。より自分に合う仕事を求め転職していくのが、今のビジネス社会です。これからは就職することなく起業し、若いうちから世界に飛び出し事業を展開する人や、資格をハイブリッドに活かしコンサルタントや講演、著作、教材販売……仕事の幅を広げる人も増えていきます。
そんな時代に、学歴はあまり意味を持ちません。必要なのは、資格取得等で得た時代の動きに呼応するビジネスセンスや、仕事を開拓していく腕です。

~高学歴を外したら何も履歴書に書けない人は不要な時代がやってくる~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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