見出し画像

社会保険労務士から講演会講師へ

おはようございます!著述家の臼井由妃です。

中村さん(仮名)は、社労士として開業30年目を迎えます。お客様のほとんどは社員50人未満の中小企業で、家族経営や100年を超える老舗の飲食店などもクライアント先です。
労働、社会保険諸法令に基づく申請書や届出書、報告書、書類作成、提出を企業に変わって行う業務のほかに、従業員に関わる問題(適正判断やリストラまで)や人事、年金制度の相談までも引き受けている、中小企業の経営者にとっては頼りになる存在です。
 
ここだけの話と前置きをしながら、
「法律にがんじがらめの解釈だけでは、経営者は納得しません」と、ときには拡大解釈をして、仕事を請け負うこともあると言います。コロナ禍の影響で廃業、リストラ、給与の延滞等、今は問題が山積しています。
「使える権利があるものは全部使って、もらえる権利があるものは全部もらう意識でいないと、経営者も従業員もダメ」
「手続きが面倒だからとか、専門家に相談するのは敷居が高いからと言うような人は、経営者の資格がない」

ということです。
 
手厳しい発言のようですが、彼は社会保険労務士の業実範囲を超える相談は、信頼のおける専門家に委ねますが、話はきちんと最後まで聞くのです。
「経営者に寄り添う社労士であり続けたい」というのが、彼のポリシー。
彼は、顧問契約先を複数持ち社会保険労務士の受験指導や、ビジネスマン時代、就業規則の不備な会社で、不安を抱きながら仕事をしていた経験を踏まえながら、講演会やセミナーを通じて「経営者自身の保険」や「給付金制度の正しい使い方」などを説いています。
 
講演活動は、社会保険労務士の役割を知ってもらう宣伝活動でもあり、収入源。今後は本の執筆、プレオープンしていた動画の本格的運用、他士業とのコラボ等、仕事の幅は広がる一方です。
 
ビジネスパーソンの経験を士業に生かそう~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

💛新刊・発売忽ち重版💛
丸善丸の内本店文庫週間ランキング6位
ブックファースト新宿店ビジネス書ランキング6位

💛7月7日(金)新刊刊行記念オンライントークイベント開催💛
19時~20時30分 詳細は下記をクリック
ご確認下さい。あなたのご参加を心よりお待ちしております。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?