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ウイスキー テイスティング チャレンジ 3回目

友人からもらったシークレットセットの⑤、⑥を味見してみました。
まぁまぁ濃い色をしていました。それだけでも熟成年数が高いのかなぁと想像しました。でも樽タイプにより濃い色にもなるみたいだから一概には言えませんね。香りをまず嗅いでみます・・・。

⑤香りは甘くて重厚、ブランデーに漬けたドライフルーツのような香り。煙さはなかったし、甘い香りが先日のマッカランに似ている気がしたので、スペイサイドの熟成年数高めのものかな?と想像しました。舐めるとブワっと複雑な味と香りがします。やはり味も先日経験したマッカランに似ている気がしました。

⑥甘い香りの陰から、どこかで嗅いだことのある煙さ。舐めてみるとやっぱり煙い。でもラフロイグほどじゃない、タリスカーとは種類が違う。家にあるボウモア12年と同じ系統の、木の燃えたあとみたいな炭っぽい煙さ。もしかしたらボウモアの何か?と想像しました。味は甘味もありますが⑤よりスッキリ系に感じました。

友人に感想を送り、しばし待つと回答が返ってきました。
⑤旧グレンドロナック15年40度。90年代半ば頃発売されたもの。100%シェリーカスクで非常に美味と評判だったもの。
⑥ボウモアのインスパイアド・デビルズカスク10年46度。オロロソシェリー&ワインカスク。

グレンドロナックはスペイサイドではなく、ハイランドでした。甘い香りがシェリー樽由来らしく、マッカランと似ているのは確かのようです。不思議な味がするのも似ていますし。息子は美味しいと言っていましたが、私はどうもクセがあるように感じました。
色々調べると、シェリーカスクだと硫黄っぽい匂いがすると書いてあることもあったので、それかもしれません。オイルとも穀物とも、木の煙とも違う匂いはなんだろうと必死に考えていたのですが、硫黄と聞いたら、そうかも、と思いました。

⑥のボウモアは見事に当たりました。やはり色々と味見が増えてきたので、同じ系統か違うかくらい少し分かってきたみたいです。楽しくなってきますね。
デビルズカスクとあるのですが、デビルズカットとは違うようです。
ボウモア蒸留所はずいぶん昔から存在していてお伽話に登場するらしく、悪魔が貯蔵庫に逃げ込み樽に潜んで脱出したというエピソードにちなんで、デビルズカスクという名前が付いたとか。
ネットで検索すると色の濃いボトルの写真が出てきます。シェリー樽やワイン樽に入れると色が濃い目になるんですかね。ウイスキーは色も薄いのから濃いのまでずいぶん違いますね。
香りは甘いのですが、味は辛口っぽく感じました。10年で度数が高いから?焚火の燃えかすのような煙さが好きな身としては、⑤より断然⑥のほうが好みでした。
下戸のくせに、お高いけど買ってみたくなりますね。これが沼ってやつですね・・・。

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