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ウイスキー テイスティング チャレンジ 2回目

友人からもらったシークレットセットの③、④を味見してみました。
ラフロイグだった①、②よりもずいぶん濃い色をしていました。それだけでも熟成年数が高そうに見えます。でも一概には言えないので、香りをまず嗅ぐところから・・・。

③、④ともに、甘い香りです。タリスカー様やラフロイグ先輩のような、オラッ!という煙い感じはないです。洋酒に漬けたドライフルーツのような、美味しそうな香りでした。そして共通点がある香りに感じました。これはスペイサイドのどこかの長期熟成じゃないの?!という第一印象。
次に少し舐めてみます。交互に舐めますが、味は全く違いました。

③香りは甘くて重厚、洋酒に漬けたドライフルーツ、高級ラムレーズンのような香り。味は、かなり複雑で木の風味(樽感というやつ?)が濃く、かなり熟成されているのを感じた。不思議な油粘土?小麦粘土?のようなオイリーな風味もする。

④香りは甘くて、③に似ているが、ラムレーズン+ナッツのような香り。口に入れた瞬間酸味を感じ、その後グレンリベット等の基本的な味わいとの共通点を感じる。③よりは木の味はしない。少し香ばしい風味もある?複雑で今までに記憶していない味がする。

感想を送って数分後、回答が返ってきました。
③マッカラン18年。1982年に蒸留して2001年に瓶詰めしたもの。
④マッカラン7年。1990年代にイタリアのジオヴェネッティ社が取り扱っていたので、蒸留は1980年代中盤から後半辺り。

スペイサイドの長期熟成というところは当たっていたみたいです。
マッカランと言えば高級品の代名詞。昔をよく知っている人からすると、現行のものはだいぶ落ちたらしく、評価が全然違うみたいですね。私のような素人だと、今のマッカランでも十分高級で美味しく感じますけど。昔を知らないので・・・。
今回分けてもらったものは、本当にヴィンテージもの?でまず探しても出てこない代物ではないでしょうか。欲しい人がいくらお金を積んでも買えないやつです。
それなのに、こんな素人の舌で、不思議とか、木の味とか言っちゃって・・・ごめんなさい。
いやでも、樽の味がしたんですよ!
味見は小さじ1杯ずつしていないので、まだ瓶にけっこう残っています。また他の銘柄や、現行のマッカランなど、数種類並べて味見を繰り返せば、色々と新しい発見があると思います。
今まで四種類味見をしましたが、素直な感想は「ラフロイグ美味い」です。

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