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ウイスキー テイスティング チャレンジ 1回目

先日、ウイスキー通の友人から、ミニボトルに詰め替えたウイスキーを数種類分けてもらいました。
彼は若いころから色んなウイスキーをコレクションしていて、私が全く知らない銘柄や、知っていても今入手できないようなボトルもあるらしいです。身近に先生がいて驚き!
最初に銘柄を聞いてしまうと先入観が邪魔をして面白くないだろうからと、ブラインドでテイスティングできるよう、ミニボトルには①~⑨まで番号を振ってくれました。
私は下戸で、フルボトルで買うと消費しきれないため、少量ずつ味見できるのは非常に助かります。
一度に全部並べてしまうと難しくなるので、まずは①と②をテイスティングしてみました。加水せずに現液のまま舐めます(笑)。下戸はぐいっと飲めません。

①色は普通の濃さ。開栓して直に嗅ぐと、スモーキーな香りにカラメルのような甘い香りもする。②よりだいぶフルーティーな印象。スモーキーさはタリスカー10Yとは違う、ボウモア12Yに近いかも。ストレートで少し舐めてみると結構スモーキー。同時に甘味もある。消毒薬っぽい匂いには感じない、えぐみもなく美味しい。

②色は普通の濃さ。開栓して直に嗅ぐと、けっこう煙い。焚き火の燃え残りをかじったみたいな、木の焦げた香り。離れたところに座っていた娘は「臭い!」と言い、夫氏は「昔の接骨院」の匂いと言った。味は①より甘くない。サッパリした味で美味しい。かなり香ばしい焦げた煙が鼻に抜ける。正露丸の匂いのもと木クレオソートに近いかも。海藻っぽくは感じない。

テイスティングの感想を友人に送ると答え合わせが始まります。待っている間がとても楽しいですね。
そしてボトルの写真とともに、回答が返信されてきました。

①年代物ラフロイグ10Y 1990年代に流通したもので、開栓もかなり前のものとのこと。度数は43度。でも時間とともに柔らかみが出てきたのかもしれないとのこと。

②変化球ラフロイグ10Y  数年前に購入のイタリア回りのものだとか。直で日本に入ってくるものと味がちょっと違うようで、今では買えないらしい。残念!

それにしても、今まで初心者にはムリっぽいと警戒していたラフロイグを経験できるとは!しかも割と好みということが分かってとても嬉しいです。どんだけ消毒液なんだろうと想像していたので、焦げた木の匂いで安心しました。ただ友人によると、20年、30年と熟成年数が増えるとスモーキーさが薄れてよりフルーティーさが出て、つまんなくなるらしいです(笑)。

もともと燻製好き、焚火好き、香水もシダーやウード、レザー等スモーキーなの好き、正露丸の匂いも実は好き・・・アイラモルトに適合する素質はあったってことですかね!
まずは現行の10Yを買ってみましょうかね・・・。

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