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ウイスキー テイスティング チャレンジ 4回目

友人から分けてもらったウイスキーの最終組⑦~⑨です。
並べると、色はまちまちですが、マッカランの古いものよりは薄いですかね。
ショットグラスに小さじ1杯ずつ入れて並べます。

⑦甘い香り。舐めてみると、味わい&アルコールの刺激ともにマイルド。グレンリベット12年によく似ている気がする。甘みもあり、煙くないので、万人受けしそう。スタンダードな味で飲みやすくて美味しい。

⑧出してすぐは有機溶剤の匂いがして、その後かなり甘い香り。グレーン原酒がブレンドされているのでは。マッカランのようなブランデー漬けドライフルーツの香りではなく、カラメルっぽい。口に入れると火を吹きそうになってビリビリ辛い!でも味はえぐみなく美味しい。

⑨甘くてスッキリした香りの陰にラフロイグみを感じる香りが。それほど強烈ではない。舐めてみるとラフロイグよりタリスカー10年と似ている気もする。味はスッキリしたクリア系。バランス良くて美味しい。

結局、どれも美味しい。
息子とあーだこーだ言って、何度もグラスを嗅いだり舐めたりしていると、家族が面白がって笑っていました。いや、楽しいですもん。
友人に感想を送ると、数分後に解答が来ました。待っている間も楽しいです。回答は・・・
⑦ベンリアック43°(スペイサイド) 旧ボトル??
⑧イチローズモルトfor MARUHIRO ブレンデッド 59°細川紙ラベル。
⑨エドラダワー・バレッヒェン10年43°(ハイランド)

⑦は初のベンリアック!送ってもらった写真のラベルは焦げ茶色に建物(蒸留所かな?)のイラストがダークオレンジで描いてあります。旧ラベルのようですので、今はもう買えないようです。残念!
とにかく軽やかで優しい味です。ベンリアックはピートもノンピートも作っているそうですが、これはノンピートで万人受けの美味しさですかね。現行の同等品なら、まだウイスキー飲んだことのない人におススメかも。現行のボトルも種類があるみたいなので、私も試してみたいです。

⑧はやはりグレーンとのブレンデッドでしたね。ラベルは細川紙(手漉き和紙)で出来ています!ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。イチローズモルト、細川紙、老舗デパートの埼玉づくしコラボのようです。とすると、ユネスコ遺産登録のH26頃のボトリング??
それにしても度数59%は下戸には致死量。一気に口に入れなくてよかった・・・。
舐めた瞬間、ブッッフォ・・アェ?!となった。味はまぁグレーンのおかげで親近感は増している?!ような。えぐみとか苦みとかは一切感じませんでしたが、ちょっと何かで割らないと味の分析ができそうにありません(笑)今後の楽しみということで。

⑨最近気になっていたエドラダワー!テンション上がりました。小さな可愛らしい建物の蒸留所ですが、ビジターセンターの見学来場者はダントツに多いらしいです。私も行ってみたいです。ラベルのイラストも可愛いものがあって、買いたいなぁと思っている銘柄でした。
今回はヘビーピートの「バレッヒェン」というシリーズのものでした。一瞬ラフロイグ?いやそこまででもない?スッとする感じとクリアな味、甘さ度合いはタリスカーと同じくらい?と首をかしげました。
調べてみると、2002年にラフロイグ蒸留所を退いたイアン・ヘンダーソン氏をマネージャーに抜粋し、仕込んだのがこの「バレッヒェン」だそうです。

友人に分けてもらった①~⑨全ての回答が出そろいました。通常買えるものではなく、欲しい人が探していくらお金を積んでも、もう手に入らないような年代ものから、一瞬出た限定品など、貴重なものを味わえました。感謝してもしきれないですね!
一気に味わったものが広がったので、銘柄を掘り下げるのも良いし、好みのものと似た銘柄を開拓するのも良いし。
とても貴重な経験ができました。友人にはお礼になにか贈らねばなりませんね!何が良いかなぁ・・・美味しい食べ物が良いですかね!

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