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上半期ゲーム制作まとめその他

まだ上半期終わってないですよ、という声も聞こえそうですし実際終わってもらってはこちらも困るんですが、ひとまずの区切りとしての話ということで。

去年のフェスが2月まで開催されていた(⋯⋯で合ってますよね? もはや記憶が怪しい)ので途中から制作していたゲームが本当に今年のものか去年のものかあやしいところもあるのですが、一応のところ『今年新作として作る』と予定していたものがすべて終えた+αのでその一覧を記録として置いておこうというものです。ほぼほんとに記録です。

『とある場所のとある会話』

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旧ビルダーで音楽シームレスループが使えなかったことに絶望しながら「ティラノスクリプトでこれから作るのがいいのだろうか。でもいきなりしっかりしたものは無茶なのでまずは基本を抑えよう」というテーマのもとで作られた3分あるかないかの男女ふたりの会話ゲーム。

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これを作ったおかげで、メニュー画面の並べ替え方法、画面上の各メニュー配置、全画面表示・ADVモードの切り替えなどがおおよそ理解できました。
後に別ゲームを作るときに大幅に修正などをかけたので、まあ一度の作成だけで全部しっかり理解するのは自分には難易度高かったなと後で思ったりもしました。

なおフォントの設定に関しては実はいまだ五里霧中です。デフォルトフォントで駆け抜けろ。

『市にて~とあるお江戸の一日~』

00.タイトル画面

その後ビルダー新バージョンが現れ、シームレスループができるようになったと判明した瞬間、あっさりとビルダーに戻りました。ただいま。
でも一度スクリプトを触ったので、それの知識は活かせている気はします。

去年の時点では、もともとこれは当初の予定では作るものではなかったのですが一作目を「時代物だと思った」と複数の方から言われた結果「よろしいならば時代物だ」となって作ることになったとかなんとかウソみたいなホントの話。

これはゲーム制作もですが、ウツロシリーズと呼んでいるものの共通インターフェイス作成をする、という作業も初めに行いました。
インターフェイスを共通させたほうがシリーズものとして統一感が出るかな、という意図からですが実際どうなのかは他を統一させてからわかるかと思っています。やらなきゃわからないのでやったらええよね。

04.かいせつこーなー

このゲームから、ウツロシリーズには第一作目以降こういうおまけコーナーを付けようということが決まりました。一作目のときはこういうポジションになるとは思ってなかったんですがいまはやたらしっくりきています。
作りとしては各セリフごとに画像を書き出したパラパラ漫画という、無限に画像が増えていく仕様です。

『役所のほうから来ました!』

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まったく予定になかったゲーム『役所のほうから来ました!』
作るきっかけになったのはSKIMAに出品されていた立ち絵に出会ったからです。

「これは⋯⋯一見さわやかだが○○な素質がある!」と思ったんだとかなんとか。
立ち絵からストーリーを考えていく方式だったので、いままでのものとノリがガラッと変わりました(個人的感覚)とにかく『軽いノリ』『暗さとか欠片もない』を目指したものでした。
あと、音に関しては名前はよく聞いていたがお世話になったことがない魔王魂様縛りにする、となにきっかけか忘れましたが決めて実行しました。
あと画像制作はすべてスマホからしました。アイビスペイントを讃えよ。

ゲーム制作はしっかりきっかりしなければならない、みたいなものを一度完全に取っ払ってやってみようも実は裏テーマでした。
あまり根を詰めすぎて本来あったはずの「ゲーム制作楽しい」を感じなくなるのはイヤだなあという個人的な気持ちからだったりします、趣味だもの楽しくやりたい。
一応補足しますが、肩の力を抜くと手抜きは別ものは念頭に置いていました。

『夢幻荘泡沫譚』

01.タイトル画面

当初はこれをティラノスクリプトでやってみようゲームにしてみる予定でした。
変えたのは「これをする前にごくシンプルで短いものからやるほうがいい」という判断からです。

もともと目的がそうだったため、収録している掌編5本ははるか昔に若気の至りで書いたものを使用しました。とはいっても若気の至りすぎて「さすがにこのままは、うん」というところは改稿しました。

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こんな雰囲気の背景ばかりですという時点でいろいろ察していただけたらと思います。明るい話はゼロです(ゼロです)

これと上記の『とある~』はノベコレに置いていません。
理由はそれぞれあるのですが、どちらにしても個人的な線引きで「これはBOOTHに置いておくくらいが自分的に良い」と判断した結果です。

BOOTHはこちらからどうぞ。

そんなこんなで上半期制作ゲーム4本のざっくりした紹介でした。
お江戸と役所のほうからはティラノゲームフェス2021にも参加させていただいていますので、フェス開始時にでもお手すきで興味を持っていただければプレイしてくださると幸いです。

下半期以降の予定

下半期はざっくりといえば『リメイク・リメイク・リメイク』が最初の目標です。

・市にて~ある夏の一日~
・大晦日の夜~ある年の瀬の話~

上記2本をインターフェイス変更含めたリメイクを行います。

特に『市にて~ある夏の一日~』のほうは、ガラッと変わります。
どのくらいかというと

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このくらい変わります。

予定されている変更箇所
・立ち絵総入れ替え
・インターフェイス変更(大晦日の夜も同様)
・背景画像一部変更
・音周り変更

ゼロから作ったほうが早くないですかと思われると思います、わたしもそう思っています。
なのでその予定です。

その2本のリメイクを終わらせたあと、来年公開できたらいいな予定のウツロシリーズ連作長編『ある夏の記憶(仮題)』の制作に取り掛かる予定です。
こちらは完全に新規、でも話は公開しているお江戸とつながっているものになります。
自分の中ではこれでいわゆる『第一部完』となる予定です。
とはいえシナリオにまだいっさい手を付けていないので来年の冬までに出せたら御の字ではと思っています。まあマイペースに。

思ったよりも長くなりましたが、少し早めの上半期制作まとめでした。
これからも楽しく制作していきたい所存。

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