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【チェコLIVE】DVA@KRYT ve Studénce

8.8 🌛 večer

待ちにまっていた大好きなDVAのライブ。夕方、同じくDVA好きなチェコ人の友達と駅で待ち合わせをして、一緒に連れて行ってもらうことに。

DVAはチェコ語で2の意味、文字通り2人組です。チェコ版Wikipediaではオルタナティブ、フォーク、エレクトリックなどの単語が並んでいます。歌詞は想像上の言語で書かれています。東京で先生におすすめされて好きになりました。

▼DVA http://www.2dva.cz/

場所はOlomoucから電車を乗り継いで1時間くらい。Studénkaという駅が最寄りのKRYTというところ。たぶん、わたしたち日本人2人だけじゃ絶対にたどり着けませんでした..

Studénka駅について、まあ、なんにもなくて(そして誰もいない)草原というか、なにもない道とその先にまってる素敵な時間にどきどきしながら歩いていきました。気持ちいい場所だった。

クラブの場所も住所がよくわからなかったのだけど、チェコ人の友達が道を尋ねてくれて、歩いていくうちに人が集まってる場所にたどり着きました。なんだろう、森の一角。

わたしたちが到着すると、カバの着ぐるみ(簡素)をきた、おそらくスタッフさんが丁寧に案内をしてくれた。最初怖かったけど。笑
日本からきて、サマースクールでチェコ語を学んでいて、DVAが好きで、と言うと、みんな驚いていた。

ステージはどうやら野外のよう。テントに機材や楽器がセットされている。見やすそうな場所をみつけて、チケット代と引き換えにカバさんにもらったシートを置いておく。

時間までまわりを少し歩いてみることに。ちょうど会場になってるところの下が半地下みたいになっていて、イベントスペースのような場所が広がっていました。写真を撮っていたおじいさんがいろいろ教えてくれたんだけど、貯蔵庫のようだったところを改装したとのことです。なかなか雰囲気があって良い感じ。

インスタも素敵だったので貼っておきます。この場所で音楽イベントだけではなくいろいろな催しをしているみたい。
Instagram @krytstagram

森の中のライブははじめての体験だったのでどきどき。日が沈んで、薄暗くなってきた頃からはじまりました。

今まで音源でしかきいてこなかったものがはじめて視覚として入ってきて、うまくイメージとリンクしたりしなかったり、なんだか不思議な感覚だった。でも、その不思議なかんじがすごく心地よくてうっとり。

DVAの音楽は打ち込みの音にクラリネットやサックスの音色がはいったりと、いろいろな音が重なっていてかつ造語なこともあり、耳に不思議な心地良さが残ります。ライブのお客さんは座って聞いていたり踊っていたり、みんなそれぞれの楽しみ方があって、それもまた良かった。

▼DVA Hap hej

たぶん1曲目はこれだった。たぶん。

ライブがおわったあと、CDにサインをいれてもらいました!東京から来たというと、東京も大阪も知ってるよ、と言ってくれた。いつか日本にも来てほしいな〜。本当にすてきな夜だった。

帰りはいろいろ案内してくれたおじいさんが駅へ向かう途中までおくってくれた。駅につくと電車が40分くらい遅れていてしばらくまちぼうけ。よく遅延するので仕方ない。Ostravaでの乗りかえは、なんとか間に合ってちゃんと帰ることができました。
わたしたちと車内でずっと合席していたおじさんのカバンに子ネコが入っていて、それがすごくかわいらしい光景だった。もちろん子ネコはものすごく可愛かった。名前はまだなくて、これからプラハにいく、とおじさんは言っていた。

寮に帰ってきたときは深夜をとうにまわっていて、うとうとしていたせいでライブ自体夢だったんじゃないかな、って思いながら眠りについた。本当に最高な思い出。


わたしがサマースクールで通ったパラツキー大学を紹介する動画でもDVAの曲が使われていました。

▼DVA Tatanc / Univerzita Palackého se představuje

何度も見ちゃう。そしてこの曲がいちばん好き!

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