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評価されることを目的にしない

今回は
"結果よりも過程が大事"

という話ではなく、

"結果をどの軸で捉えるか"

ということを考えてみます。

前提として、僕は過程よりも結果の方が大事だと思っています笑
演奏においては音を出すまでの準備段階がどれだけ素晴らしいものだったとしても、出した音が良くなければ全てが台無しになってしまいます。
結果がふるわなければ言い訳をせず、素直にそれを受け止める。そして次に活かすための努力を積み重ねていくことこそがポジティブな向き合い方だと思っています。

今の例では良い音を出すことを結果の軸として捉えましたが、熟練して良い音が出せるようになり、良い演奏が出来るようになってくると周りからの評価を結果の軸として捉えるようになってきます。これも自然なことです。
周りから評価されるととても嬉しいですし、次に向けてがんばる励みになります。
が、そこに重きを置いてしまうと逆に自分自身が見えなくなってしまうように思います。

性別年齢問わず、人には多かれ少なかれ"好み"があります。

自分のアウトプットがその人の好みに合えばものすごく賞賛されますが、そうでなければ初めから見向きもされない。

厄介なのが、以前は評価されてたのにだんだん評価されなくなる時です。
人の好みは一定ではないということをアウトプットする側は知っておく必要があると最近思います。
食べ物の好みだって子どもから大人になるにつれて変化していきます。

そんな不確実な他人からの評価を受けることを目的にすると、ただただ自分自身が振り回されるだけだよなぁと考えるようになりました。
それよりも自分の中に確固たる評価軸を持って、自分はこのアウトプットで何を成し得たいのかを考えることが大事だなぁと感じます。

そうやって自分自身のアウトプットそのものに向き合い続けること自体を楽しんでいくことが、長く続けるコツなのかなと思います。
たまに評価されたらラッキーぐらいで捉えるのが良いのかもしれません笑
(もちろん、聴いてくださり評価してくださる方々に最大限の感謝の気持ちを持つことも大事)

そうするとあまり有頂天になりすぎず、出来ない自分を素直に真正面から見つめ直せる気がします。がんばろう。

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