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本番で伝えたいことが伝わる時

先日の発表会は練習不足や体調不良も相まってなかなか思うようなクオリティを出せない本番でした。
でも演奏を聴いてくださった方から終演後に、正に自分の伝えたかったことを感想として頂いた時は涙が出そうなくらい嬉しい気持ちになりました。

今回は自分が高校時代に演奏していた曲を当時の僕よりはるかに上手に演奏する高校生がいたり、以前にもまして格段にレベルアップした方々が演奏した後のトリを努めさせて頂きました。
少し前にやっていた朝ドラ「ブギウギ」の歌合戦のシーンの主人公と同じような心境で、今年1番の緊張と重圧を感じていました汗

先にも書いた通り練習不足と体調不良で高いクオリティの演奏が出来ないことは目に見えていたので(リハーサルでもかなり調子が悪かった)、出番直前はいかに自分の演奏している時間をお客様に楽しんでいただけるかについて集中して考えを巡らせていました。

今日聴きにきてくださるお客様はみんな自分のために集まってくれた方々で(実際は違うけど)、自分の出番を心待ちにしてくれているんだと考えると自然と舞台に立った瞬間笑顔になることが出来ました。温かい拍手を頂きとても嬉しかったです。

最近は演奏が始まる前にも終わった後にも必ず笑顔でいるようにしています。
何故か笑顔でいると、楽しい気分に自然となれますし多少のミスがあっても気にせず切り替えて次のフレーズに向かうことが出来ます。

今回も存分に楽しめた数分間でした。
反省点はあれど、自分が楽しかったと思えたかどうかを大事にしています。

発表会ではどんどん僕が年長者になるので、プレッシャーも回を重ねる毎に大きくなっていきますが非常に生きている実感の持てるひと時だなと思っています。
また来年に向けて、毎日コツコツと積み上げていこうと思います☺︎

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