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薬に動かさかれている

ブログを始めたばかりなので最初にこんな内容も書いておきたい

昔、板尾創路氏の"板尾日記"のなかで今日は精神安定剤を服用した~ という内容があり

思春期の私は驚いた

こんなお笑いを作ってやっている人が薬を飲まなきゃいけないの?ツラいよね かわいそうかも…と

精神安定剤を飲まなきゃいけない人は仕事もできないような状況であり 薬を飲んでいる事を世間には出さないという思い込みがあったのだ

そんな私が今34歳になり、精神科にお世話になって精神安定剤と抗うつ剤を毎日服用している

私の行っている精神科には沢山、お仕事をしていらっしゃる大人たちが通院してくるのだ

それは

穏やかな午後 休日の買い出し 駅の構内で発作が起き救急車を呼んでもらった

過呼吸からのパニック発作 からのパニックが恐くてパニック そして無意識に呼吸が浅くなり苦しい からの発作が怖いパニック

そんな日々

病名を言われたことはないが、社会不安症 パニック障害 広場恐怖 自律神経失調症(のなかでも軽い方だとは思う)あたりか

 うつ病に当てはまる症状(気分がひどく落ち込む、死にたいと思う等)が大してないのでうつ病ではないと思っている

なのに精神安定剤と一緒に、飲みたくはなかった抗うつ剤を飲むことになった時は悩んだ

心療内科を転々とし、精神安定剤を飲みながらアルバイトをして、安定剤は対処療法で根本的な解決には至っていない(この段階で通常の生活に戻れる人ももちろんいる)  回復に向かわない体調をどうにかするにはと思い知人に紹介されて行った精神科にて

変わりたい私は

良くなると信じて

もちろん副作用も知識に入れた上で

抗うつ剤を服用することにした

そう

今私は薬に動かされている

怖くて乗れなかった電車に乗って出勤し

1駅も歩けなかったのに毎日2駅はウォーキングして帰宅できるようになった

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元気いっぱいのれんげにも助かっている

服用も3、4年経ってそろそろ減薬したいと安定剤を頓服にしたりしていた矢先


2020年、とんでもないウイルスの蔓延に心と身体がやられはじめてしまっている

頓服にしていた安定剤は1日2回に戻りはじめ

感染しているかもしれない不安が1日に何回かやってくる

今、世間は病院にお世話にならなくていい人でさえ鬱になってもおかしくない状況なのだ

精神科にお世話にならなければいけない私が無理して感染リスクの高い電車に乗って接客を伴う仕事に行く必要があるのだろうか

答えはシンプルに

 ノー 

だと思った

「ステイホーム」が叫ばれるなか数週間悩んだのは金銭面と仕事先が忙しくなってしまうから

在宅ワークのできる夫はいるが転職2年目であり決して余裕があるわけではない

私のせいで苦しめるわけにはいかない

もしかしたらこのまま自分も周りも感染せずに5月を迎えれるかもしれない

とも考えたが

一方でこの低空飛行の閉鎖した時期をうまく利用することができるんじゃないか?

とも思い始めた

あまりハードルを上げる事は言いたくないが

いずれやるべきだった事をする時がきた

と捉えることにした

家で何ができるか

これが前回書いたセルフロックダウンの細かい中身

いつでも外へ出て行けるように準備をしながら自分を試してみようと思う

トップ画像はお手製塩キャラメルクッキー

クッキーなら甘いものが苦手な夫でも小腹が空いたときコーヒーのお供に食べてもらうことができる


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