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イライラを無くすには、複数の仮説を立てる事

この記事では、

  • 抽象度を上げることで、イライラは無くせる

  • 本やささいな気づきで抽象度は鍛えられる

  • 不快になる努力はやめる

について解説しています!






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こんにちは!さいとうです。

皆さんは、どうしてもイライラしてしまう人や、モノゴトってあると思います。

「あの人と気が合わないなぁ…」
「些細なことでイライラしたり、落ち込んでしまう…」

など、原因はさまざまです。

僕も当時、思い通りにいかなくて一日に何度もイライラしたり、そのまま引きずってしまうことが当たり前でした。

しかし今の自分と比べてみて、

「あれ?昔と比べて全くイライラすることが無くなったな」

と、無意識に治っていることに気が付きました。

そこで今回は、僕の経験則からイライラを無くすための方法を解説していきます。



仮説を持つということは、抽象度を上げることにつながる

抽象度とは、物事をどれくらい引き離して(俯瞰して)見られるか、という意味です。抽象度が高いと、一般論や概念、意見、哲学などが語られていることになります。

抽象度という言葉を調べると、こういった文献がでてきました。
これだけでも十分にわかりやすいですが、ある例をだしてみましょう。

僕がEXCELの作業でミスがあったとして…

上司 「なんでこんな作業もできないんだ!」
僕 「すみません…」
(あの時、別の作業に集中していたからミスしてしまったんだな。
そういえば上司は進め方すら教えてくれなかったな~
でもダブルチェックしていない自分にも非があるな。
そもそも部署が暑すぎるから集中できなかったんだよな。
ということは、ミスしてもおかしくない状況だったわけだな。)

というように、失敗をした理由の仮説を複数立ててあげることです。
(あくまでも一例なので、上記の考えが正しいわけではありません。)

そうすることで、ミスをした原因は自分の能力がないわけじゃないと理解し、引きずることなく次の作業に取り組むことができるわけです。


日本人は落ち込み方が上手すぎる

日本ではどういったことか、自己責任論がトレンドとなっています。
ミスをしたのは全て自分のせいであり、相手は悪くない。

もちろん自己責任でものごとを判断することは正しいことであり、良い人間性の構築にもつながります。
ただしそれは、度が過ぎると自虐や自己否定につながる可能性があるということです。

非正規雇用問題を‘‘企業ではなく非正規の社員に責任を転嫁させた‘‘という話があります。
完全に雇用者側に責任があったにもかかわらず、「お前が悪い」と突き放されてしまったわけです。

こういった理不尽なできごとでも、あなたは自己責任を貫くことはできますか?



抽象度を鍛えるには?

では、抽象度を鍛えるにはどうしたら良いのか?
今回は僕が実際に実践して、「抽象度が上がった!」というものを挙げていこうと思います。


本を沢山読むこと

1つは、本を読む習慣ができていたからだと考えています。

「本を読んでいるだけなのにどういうこと?」となると思いますが、大きなメリットとして語彙力や知識がとても上がりました。

例えば、

・Aという課題がある。
⇒参加者はBとCの意見を提示する。
⇒対して自分はB+Cの他に、Dの意見を提示する。

こういった感じで、さまざまな事象を頭の中で検証し、複数の意見を出すことができるようになったということです。

でもこれ、複数の意見を出せるようになったのはいいですが、他の人から理解されなくて困った場面もしばしば笑


ささいなことを考えてみる

どうでもいいことが頭に思いうかぶことがあると思います。
そのどうでもいいことを忘れるのではなく、思考をめぐらせてみてください。

思考をめぐらせていくと、点と点が結ぶように、ある気づきが生まれることがあります。
それが結構大きな発見になったりするんです。

更に習慣化すれば、1分間にいくつもの小さな気づきが生まれます。
そうすることで、自分なりの哲学が生まれ、視野が広がるかもしれません。



不快になる努力をやめる

ここまででイライラを無くす方法を書いてきましたが、最後に大切なことを。

イライラの正体とは、あなた自身が不快になる努力をしているということです。
(湿気が嫌とか、上司がうざいとか、社内の居心地が悪いとか)

ということは、イライラにならない状態にすればよいわけです。
抽象度を高めてイライラの言語化ができれば、それを取り除く方法が分かってきます。

ですので、ぜひ考える習慣をつけてみてください。

あなたは絶対に変われます。
諦めないで続けてみてください。

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