ゆきしろ 2022年6月20日 23:48 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み終えた。『海辺のカフカ』に似て全体に哀しみが漂う作品だったが、カフカが海のような青一色の哀しみであるのに対し、多崎つくるは複雑な色の哀しみだった。痛みも辛さもあるけれど、生きることへの前向きさを同時に含んだ、カラフルな哀しみ。 #日記 #読書感想 #村上春樹 #色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート