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自己流noteの書き方指南書

はじめに

 このnoteは、プロを目指したいと思いつつも、アマチュアとして活動するのに精いっぱいの物書きやライターが書いた、根拠のない自己流によるnoteの書き方論になります。
 普段、自分が読みやすい文章を書く際に気をつけていることをできるだけ分かりやすく述べていきますが、裏付けはありません。
 そのためこのnoteの他に、他の、できればプロとして活躍なされている方の方法論や文章論の本を参考にしていただけたら良いかと思います。
 それでも、今ちょっとだけでいいから改善したい、と考えている方に向けて、いくつかnoteの書き方をご紹介します。

1:見出しを活用する

 まずはこれが基本です。

 小説やエッセイ、漫画など、見出しを使わない、使えない作品には向いていませんが、文章がメインの記事には、できるだけ活用してほしいと思います。
 これがあるとないとでは、読者の目線に立って読む時、読みやすさに差が出るからです。
 まずはどんな内容がどのように展開されているのかを、ざっくり把握できるメリットがあります。逆に、とても長い文章で見出しがないと、読むのをためらわれる可能性があります。また、文章を書く側に立っても、これからどんな内容をどのように構成しようかと考える良い材料になります。
 noteで見出しをつけると、自動的に本文の前に目次ができます。これがすごく便利! 有効活用しない手はありません。
 noteで見出しを付ける方法は、もしかすると将来手順が変更されるかもしれないため、ここには掲載しません。ヘルプにありますので、noteの書き方を参考にするためにも、一度目を通しておくといいかと思います。

2:こまめに改行しよう

 改行って難しいですよね。
 どのタイミングで、どれぐらいの頻度で行えばいいのか、その感覚がつかみにくい。
 内容のかたまりで分けるのは基本中のきほんですが、それ以外のあいまいな基準が分からない。
 そんな時は、とりあえず改行してみるといいと思います。
 紙とペンを使った場合はともかく、パソコンで打つ時は、気軽に改行してみるのも悪くありません。それから「やっぱりいらなかったな」と感じたら、修正すればいいのですから。
 文章の読みやすさを決める要素は色々ありますが、個人的には『文章のすきま』も該当すると考えています。
 どんなに良い内容が書かれている記事でも、改行がなく、また改行がされていても文字がびっしりつめられている文章は、目が疲れます。
 目が疲れたな、と感じてしまうと、読む気力がそがれてしまいます。
 それでは、せっかく読んでみようかな、と思っている人がいるのにもったいないことだと思いませんか?
 最終的に紙にプリントアウトする場合はまた違った基準があるかと思いますが、少なくともウェブで読んでもらう文章の場合であれば、余白は多いぐらいでもいいと私は考えています。

3:漢字とひらがなのバランスをとる

 先ほどの改行とは違って、こちらはパソコンか紙かは問わずに使えるテクニックかな、と私的に感じているコツです。
 文章の中の漢字の表現とひらがなの表現の割合のバランスをとることも、読者に読みやすく感じてもらえるようにする秘訣だと思います。
 ひらがなばかりでは、同音異義語が多いから意味を掴むのに時間がかかる。
 でも漢字が多いと、目が疲れる。また難しい言い回しが多いと、嫌がってしまう方が出てしまう恐れがある。
 小説のように表現そのものを楽しむ作品では例外ですが、ハウツーやニュースのように、皆に伝わって欲しいと意識して書く文章であれば、ひらがなと漢字のバランスはとれていた方が、それだけで読みやすい文章になります。
 また、漢字で表記できるけれどあえてひらがなにした、と頭で考えるだけで、文章が練られている証拠であるので、結果として、文章の校正の手間が少しは省けるかも、しれません。もちろん、誤字脱字のチェックは忘れてはいけませんが、手直しの際に必要以上に表現についてあれこれ考えるぐらいなら、最初の執筆の際に、そのバランスを意識した方が楽です。

おわりに

 短いながら、私がnoteを書く際に気をつけている点を3つ、見出しごとにあげていきました。
 いかがでしたでしょうか。
 文章をそれなりに書いている方であれば「基本中のきほんではないか」とがっかりされているかもしれませんね……。
 でも、まとまった文章を書いたことがない、どうしよう、と悩んでいる人の助けになれば、嬉しいことこの上ありません。
 では、良いnoteライフを!

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