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佐藤正午さんの「冬に子供が生まれる」2024年1月30日発売予定です!

待ち切れない気持ちが長すぎて「自分のなかでの情報解禁は2週間前」と決めていました。

7年ぶりの新作?
「月の満ち欠け」から7年?
自分の中では5年くらいの感覚だったのですが、月日のたつのは早いものです。

同学年の友人の「マルセイ」と「マルユウ」の物語。
同級生の思い出話にびみょうな食い違いがあり、読者の記憶も混同される。「UFOのこどもたち」だった2人が巻き込まれた事件のこと。それに関わった人々の違和感。そういうものが語られるうちに、わたしたちは「気づかされて」ゆく...

もともとは書き下ろしの予定だったのですが、作者が推敲、改稿するにあたり「webきらら」での連載という形になったので、幸運にも連載で読むことができました。
一冊の本となったものでゆっくりと味わいたいものです。

それにしても。
7年。

そのあいだに「月の満ち欠け」の編集者であった坂本政謙さんは岩波書店に社長になられました。
今確認のためにぐぐってみたら、八戸市の特派大使もされているそうです。すごいです!
「月の満ち欠け」の発売記念サイン会で一緒に映った写真を大切にしたいと思います。

また執筆中の難聴?耳鳴りに悩まされた作者佐藤正午さんに関してもずいぶん心配しました。小説を描くことは「身を削ること」なのかもしれません。

そして、その一方で「月の満ち欠け」の映画化。
「めめおし」という言葉が出た、書くインタビューの記事は、心の広いsnowmanファンの方たちに拡散され「神回」となり。旧ツイッターで200以上のリツイートを目の当たりにしたのもいい思い出です。

「新作は2024年1月発売予定」と、心で唱え、楽しみをかみしめるように、日々の生きる糧としてきました。

あと少しです。

興味のある方の手に渡って、同じ気持ちをわかちあえますように。







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