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今日から「めめ推し」、今日から「snowman箱推し」! 早く見たいよ「月の満ち欠け」

佐藤正午の「ロングインタビュー 小説のつくり方」は、小学館の「きらら」での連載。
往復書簡の体裁でのインタビューで、きらりの創刊時から欠かさず読んでいます。
とちゅうで冊子からweb連載になったけれど、そのままずっと読んでいます。

書簡集は現在4巻まで発売中で、5巻が予約受付中。
ファン垂涎のネタが多くて…というのもあるけれど、「好きな作家の生存確認を毎月行なっている」というのが正直なところです。ええ、お若く見えてもやっぱり健康は気になります。
長編の進み具合はどうなのか、根を詰めすぎて体調が悪くなっていないか、少々不機嫌そうな文章だけど、小説に行き詰まっていないかとか、いろいろ思いながらの「生存確認」。そして小説の「進捗状況の確認」のための「ロングインタビュー」ではありますが。今月のロングインタビューは激震が走りました!

作者が、映画「月の満ち欠け」の三角哲彦役の目黒蓮さんをベタ褒めしています。
目黒蓮さんのコメント「人柄が自分と重なる部分があり、自分がやるべきだと少し運命を感じました」がすごく素敵で。
すぐに本を読んでくれたこと。三角くんと自分が似ていると感じてくれたこと。そして、だから自分がやるべきだと運命を感じてくれたこと。
その言葉に詰まった熱意が作者を動かします。作者の分身のような三角くんに「自分が似ている」という。この男は自分の分身のように三角哲彦の「思い」を演じてくれるにちがいない。

そして作者は言います。「めめ推し」としてこの映画を自分は楽しみにしている、と!

ああ、なんという! 作品に対する熱意のやりとりなんでしょう!
もう、これを聞いた瞬間、わたしもめめ推しになりました。

あれだけ憧れていた佐藤正午さんと重なる部分を演じてくださるのは、いったいどういう具合になるのだろうかと!!!!!!!!

そして、何よりも何よりも。
snowmanのファンの方がこのコメントに対して「好意的」であることを嬉しく思っています。
今月の「ロングインタビュー」は4000以上のイイネ、2000リツイートととなっています。
一歩間違えれば、好意的にとっていただけなければ、「暴言で炎上」することだってあっただろうに。
snowmanファンのみなさん、いい方ばかりですね。
わたしもsnowman箱推しになりました。


そしてわたしもめめ推しのひとりとしてこの映画を楽しみたいと思っています。

映画「月の満ち欠け」は2022.12.2の公開。

原作の「月の満ち欠け」はこちらです。

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