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「遠隔パプリカ」が連れてきた思い出

今週末はお籠りの方も多いのではないでしょうか。なかなか明るいニュースもなく、どよよんとしてしまいますよね。

私も、4月は色々な研修の予定が入っていたのが軒並みキャンセルになっています。新入社員の方は、新人研修がキャンセルになり、不安な人も多いのではないかなぁと思っています。サポートしている就活中の大学生の方々も、説明会や面接がオンラインになったりで不安ですよね。

そんな中、昨日、Facebookで友人から、このサイトが回ってきました。
ものすごくステキですので、是非、見てみてください!

通常、オーケストラはまるっと見てしまい、個人個人をじっくり見ることはあまりありません。けれども、この動画ではそれぞれのキャラ、日常の様子が見えます。音のズレやテンポのズレはあるにせよ、とても人間味のある曲になっているなと思いました。

とくに、すっごく真剣な表情で演奏している男性の肩とビオラ(?)の下に見えるチビッ子達は、いい味を出しています。一生懸命パプリカをうたっているのがかわいらしいです。

昨今の状況の中、自然と笑顔にしてくれる素敵な動画ですので、是非ご覧ください!人数が毎日増えていく様子もこうやって曲に厚みが出るのだなぁと思い、面白いですよ。


私は小学校4年の時に米国に行ったのですが、転入した公立小学校では、自分で好きな管楽器を選び、2-3人ずつ教えてもらえるプログラムがありました。音楽であれば言葉が分からなくても出来ることと、当時は喘息持ちだったので肺を鍛えられるものということで、父がクラリネットを(知らない間に)申込みしてくれていました。
以降、高校を卒業するまでずっと続けていました。

高校では吹奏楽部に所属し(授業の一環として組み込まれていました)、高校のアメフトの試合の応援や、マーチングバンドも行っていました。
このnoteに貼り付けた写真は高校のアメフトの試合のハーフタイムショーの写真です。奥側は相手チームの応援席。

アメリカは基本は個性を尊重する国。自分のユニークさを出すことを求められる。そんな中で、マーチングバンドだけは「同じ動きをする」ことが重視されました。人と同じことをする、制服を着る、個性を見せない、そんなことがとても新鮮でした。

冬には高校全体を巻き込むミュージカルがあり、そのオーケストラに入る(オケピット)ためのオーディションもありました。クラリネットは募集人数が少ないうえに、私より上手だった子達は音楽で生計を立てようとしていた子達だったこともあり、一度もオケピットに入れず。すごく残念な思い出です。

ちなみに、このミュージカル。のちに本当に女優になったり、Off Broadwayに出たり、演出家になるような子達を輩出する、すごくレベルが高いミュージカルでした(フツーの公立高校だったのですが・・・)。

また、地区・州の吹奏楽団やオーケストラに参加するためのオーディションもあり、それらに向けて早朝から猛練習したり、演奏旅行に行ったりと、吹奏楽やオーケストラに対してはいろんな思い出があります。

良いクラリネットを買いたくて、バイト代等を貯めてやっと購入しました。試し吹きをして、いよいよ手にした時の感動はとても良く覚えています。が、その後のブラックマンデー(時代がバレる・・・)により、1ドル250円位だったのが98円位に落ち込み、超高級クラリネットのはずが円換算すると安くなってしまってガッカリ。というのも良く覚えています(笑)

そんな、色々なことを思い出させてくれた、見ていてちょっと泣けてきた動画でした。

音楽家のみなさん、画面越しではありましたが、ちゃんと届きましたよ~♬

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