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ライブレストランは僕に言わせりゃもはやフェス。

【要約】
①敬遠していたライブレストラン
②意外だった満足感
③外向きのフェス、内向きのライブレストラン
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先月の話しだが、急に自由な時間が取れたので、丸の内にあるコットンクラブで元ちとせのライブを観てきた。

コットンクラブはいわゆるライブレストラン。有名どころでいうとビルボードやブルーノートがそうだろう。

ライブレストランに行ったのは、2年前にビルボード東京でNothing But The Funkを観て以来、まだたった2回だ。

敬遠していたライブレストラン

ライブやフェスには毎年20本以上行っているが、ライブレストランには縁がなかった。その理由の一つは、ライブハウスやホールでの公演と比べるとコスパ悪くない?と思っていたから。

ライブハウスやホールだと、チケット代は高くても8,000円くらい。それがライブレストランだと安くて8,000円くらい、1万円以上する公演もざらだ。

さらには演奏時間だってそう。ライブハウスだと1時間半から2時間半。なのにライブレストランだとお値段お高めなのにだいたい1時間15分くらいしかない。

値段については納得してるからいいのだけど、やぱりワンマンライブなのに演奏時間が普段慣れているものより短いのは消化不良になりそうだなと思っていた。

意外だった満足感

でも元ちとせの75分セットを観に行ったこの日、不思議とライブハウスとはまた違った満足感、余韻を感じていた。

ライブが良かったのはもちろんのこと。今考えると、ベクトルは真逆だが自分が好きなフェスと同じ非日常を楽しんだからだと思う。

外向きのフェス、内向きのライブレストラン

自分のなかで分解してみると、フェスはいわば外向きの非日常だと思う。
①空が見える野外など広くて開放的な空間で
②一日中
③いくつものステージやコンテンツを複数
④みんなで
⑤わいわい盛り上がって
楽しむ。

一方のライブレストランは内向きの非日常だと思う。
①豪華なつくりだけど、落ち着いた小さな空間
②短いが濃密な時間
③一つのライブを
④一人で、あるいは二人で
⑤落ち着いて浸りながら
楽しむ。

ライブレストランのような豪華で上品で高そうなところにはなかなか行かない。そんな空間でさくっと刹那的に楽しんですぐに日常的に戻る。ライブハウスのように会場一体となって盛り上がるのではなく、雰囲気に浸りながら。ストレスを発散するというよりは、消化していくイメージ。

似たような場所だと、それこそライブハウスや、映画館も一見同じに見える。ただライブレストランやフェスの方が振り切っていて、僕はより非日常を感じている。

非日常を楽しめるという面では、フェスもライブレストランも同じだと思うという話し。
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今度ブルーノートでインコグニートのライブがあるので行こうかな。行くだろうな。FUNKが好きです。

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