めんどくささを愛でに。①
今回の #週1note は「自分の好きなこと」について書くスピンオフ企画です。
自分で「自分の好きなことに絞ってみようや」、しかも「回数減らすなら同じテーマで切り口変えるなりして連続して書こうや」と言ったものの、同じテーマで3つ切り口を考えるのは大変ですね。
そんなわけで、僕は以前書いたものを再編集する形で好きなものについて書こうと思います。
テーマは「フジロック」について。
第1回の切り口は「洋楽・ジャンルの広さ」。
フジロックに行くようになったキッカケ
元々フェスは好きで色んなところに行っていたのだけれど、ある時までフジロックは選択肢にありませんでした。
その一番の理由は、洋楽に興味がなかったから。
僕は、純粋に音で楽しむより、歌詞でアーティストを好きになるタイプ。スガシカオのダメだけど赤裸々な男の歌、長澤知之のダメ人間な歌然り…。
歌詞を通して、そのアーティストのパーソナル(もちろん公の部分だけだけど)を好きになることが多かった。だから、音やメロディで楽しめるけど、歌詞がわかりにくく、パーソナルが見えづらい洋楽はほぼ眼中にありませんでした。
洋楽については、めちゃくちゃ有名な楽曲をまれにYoutubeで聴いてみたりしたくらい。映画デスノートのときのレッチリのDani CaliforniaとSnowとか。その程度。
そんな僕が初めてフジロックに行ったのは2016年。フェス好きが高じてフェスメディアFestival Lifeにプロボノで参加したことがキッカケ。
メンバーはみんなフェスが好きなんだけど、中でもフジロックを特別視していて、みんなとても楽しそうにフジロックのことを語るんです。
そんなに楽しいなら行ってみるか、と行ってみました。そこから4年連続で遊びに行っています。
洋楽・ジャンルの広さ
「音楽は好きだけど、洋楽には興味がないからフジロックは選択肢にない」、というのはもったいないと身を持って思っています。
だって洋楽ってそりゃ世界なんだから、日本以上にアーティストの数も、ジャンルの幅も広いじゃん。音楽が好きなら何か自分にハマるアーティスト、ジャンルがあるはずでしょ?
自分が好きな邦楽がどんなジャンルか考えて、探してみるのもいいし、それがわからないなら、ジャンルごとのプレイリストを漁ってみればいい。今はSpotifyなどのサブスク系サービスがあるから昔よりも探しやすいはず。
僕は今でも洋楽はさっぱり詳しくないけれど、それでも毎回フジロックは楽しみ。今年の第2弾までのラインナップを見ても、ぶっちゃけ9割以上知らない(笑)。でも予習すればいいじゃん。
僕はこんな感じで良さそうなアーティストを探しています。
①ジャンル
スガシカオがキッカケでファンクに興味を持ち、今はファンクが好きです。なので、アーティスト紹介文でファンクの文字が入っていれば、とりあえず聴いてみるようにしています。
②Twitterで評判を知る
定期的に、アーティスト発表があった時は特に、Twitterで「フジロック」と検索します。そうすると、色んな反応があるのでそれを参考に聴いてみます。2019年はKhruangbinが評判良かったね。僕はJAMES BLAKEに行ったけど観たかったな。
③とりあえずヘッドライナー、準ヘッドライナー聞いとけ
はい、定番。ヘッドライナー観に行かない日もあるけど。
究極当日歩いていて耳にとまった音楽を好きになっちゃえば良い。フジロックは広すぎてどうせ自分で作ったタイムテーブル通りにはいかない。
予定になかったステージの付近にいて「これいいじゃん!」ってなったらそれも最高。
そんなわけで、2016年まで洋楽さっぱりだった僕も、好きなアーティストがどんどん増えていっています。嬉しい、楽しい。
フジロックは僕が名前すら知らなかったけれどハマるアーティストを教えてくれる・体験させてくれるフェス。
今回は音楽寄りの話をしましたが、フジロックが好きな理由はそれだけではありません。次回は別の理由を書きます。
最後に僕がフジロックのために予習して・観て、好きになったアーティストで有名どころを一部載っけておきます。
BECK
初めて行った2016年のヘッドライナーで、洋楽で一番好き。サマソニ、日本武道館公演にも遊びに行きました。次の来日ツアーまだ?
JAMES BLAKE
元々Retrogradeは好きだったのだけれど、2016年に出演する際にたくさん予習して更に好きになった。国際フォーラム公演、2019年フジロックも楽しみました。
CHVRCHES
30代の天使、ローレンが可愛すぎる。豊洲PIT公演にも行った。
SIA
2019年の目玉。初来日でした。すべてのレインウェアを無に帰す豪雨の中、耐えて待ったかいがあったね。初めて見るタイプの芸術でした。ダンサーのジーグラーも可愛かった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?