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たまにはやめてみるということ

柏木由紀(AKB48)



あと数ヶ月で29歳になるのですが、
最近、「これ子供の頃に知りたかったなぁ」と
思うことが、



世界の広さ。




あのー、、

世界の面積という意味ではなく。


世の中の広さといいますか。


少なくとも、今の自分の姿は子供の時には
想像もできていなかったわけです。


たくさんの人に出会って、
たくさんの選択肢に出会って。

もちろん、人それぞれ環境や境遇は違いますし、
すべての人に当てはまるわけではないと重々承知した上で、、、




でも、少なくとも、
幼稚園、保育園、小学校、中学校から
環境が一ミリも変わらず大人になった人って
いないんじゃないのかなぁ、と思うのです。




私は、中学に入学してわりとすぐに、
中学生活に少しの違和感、といいますか、
窮屈さを感じていました。


なんとなく周りと興味を持つものが違うなぁ
とか、
周りのテンションや話についていけないなぁ
とか。



そのことに、中学当時から気付いていたわけではなく、大人になって振り返ってみて、
あれは窮屈に感じていたのかな？と思ったのです。



例えば、部活動。



小学4年生から、小学校の吹奏楽部に入部し、
小学6年生のときには、部員のみんなの投票で
部長に選ばれたりなんかもしました。


中学に入学して、そのままの流れで
小学生からの友達と一緒にみんなで吹奏楽部に
入部することに。


他にやりたいこともなかった私にとって、
この流れはごくごく自然なことでした。




入部してからは、小学校の時とは比べ物にならないくらいの練習量に圧倒される毎日。



吹奏楽部。


実は運動部に負けないくらい、腹筋や背筋などの筋トレをするんです。



本当に本当に辛かった！！



入部して約4ヶ月。
どうにか辛い筋トレや、先輩とのコミュニケーションを乗り越えていった私。


ですが、

夏休みを目前に、
吹奏楽部、退部の危機が訪れたのです。



夏休み明けの9月4日。


部にとって、1番大切な大会がこの日に行われることに決まりました。


9月、、4日、、、、。


え、、、もしかして、、、、、




大好きなモーニング娘。のコンサート



か、かぶってる、、、！？！？



その日は地元鹿児島から、福岡に遠征してコンサートを観る予定の日、、、！！！！




皆さん、もうお気づきかもしれませんが、、


柏木由紀(中学1年13歳)




好きなアイドルのために

部活辞めました。



きゃーー！！

アイドルオタクJC(女子中学生)


つよーー！！！



当時は、クラスに帰宅部って
多分30人中2人くらいで。


部活を夏休み前に辞める生徒なんて、
300人近くいた1年生の中でほぼいなかったわけです。


中学の入学式で緊張のあまり、
貧血で倒れてしまったあの私が、、、



クラスの男子全員からあだ名でも名前でもなく「柏木さん」と呼ばれていたあの私が、、、



スカート丈や髪型、細かい校則をきっちりと
守っていた物静かで地味なあの私が、、、





趣味を理由に、
あっさりと部活動を辞めるなんて！！！




でも、とにかく周りと違うことをしたくない、
目立ちたくない、と
人の目を気にしてばかりいた当時の私は、


部活の友達にどう思われるかな、、

先輩になんて言われるかな、、、



と、部活を辞めると言い出すことを
迷っていました。


そこで、中学1年生なりに考えに考えて、
辿り着いた結論が、、




楽器は大人になってからでもまた出来るけど、


その日行われるコンサートは、



その日その場でしか観ることができない。





という、
まぁなんとも中学生らしい結論でした。にこっ




意を決して、部活動の顧問に退部届を。



人生において初めて、
何かを辞める決断だったと思います。



自分が学生だったとき、
何かを始めることよりも、何かを辞めることのほうが勇気のいることだったような。




私は、部活を辞めたことにより、
放課後、自由な時間ができました。


毎日毎日大好きなアイドルの動画を観たり、
夕方のニュースを、難しいなぁと思いながらも
お家のテレビで観てみたり、
ダンスを少しだけ習ってみたりもしました。



今となっては、全てのことが今に繋がっているような気がしてホッとしています。


部活でやっていたトロンボーンは
AKBに入ってから、チームのメンバーと
吹奏楽をやることになったときに役に立ちました。

毎日毎日アイドルを観ていた時間も、
まさに今の活動につながっています。

少しだけ習ったダンスも、ダンスの覚え方を学べたのでAKBに入ってから役に立ちました。


夕方観ていたニュースは、、


今のところ、いかしきれていません。笑


伝えたいことが上手く纏まらないのですが、、



「今していることって意味あるのかな？」


と思うことが、
生きていたらきっとあると思います。



そんなとき、頑張って続けることが、
のちに役に立つこともあります。

続けるということを、身につけられることは凄いことだと思います。




でも、本当に辛かったり、
どうにもならないときは、
やめてもいいんじゃないかな、と思うんです。


やめることで、
責任感が生まれたり、他の方法を一生懸命探したり、新たな出会いがあったり。

何より気持ちが楽になることもあります。




それができるならとっくにやめてるよ！
と言われてしまいそうですが。。


やめるまで思い切らなくても、
やりながら、他の方法や道も探ってみる、
みたいな感じでしょうか、、、。




やめずに、投げ出さずに頑張った人にしか
得られないものも、きっとあるでしょう。

勇気を出してやめる選択肢をした人にしか
得られないものも、きっとあります。




ああーー、まとまらないいいい！！笑


うーん。

肩の力を抜いて、色んなパターンを考えることが
できたら、少し生きていく上で楽になる！かも！


ということを、図々しくも、
お伝えしてみたかった次第です。。。


はぁー。。
もっともっと私も視野を広げて、
色んな考えができるような人になりたいです。

このnoteと共に成長していけますように。



では、またお会いしましょう。