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【サクッと読める】J2第11節 松本山雅×ギラヴァンツ北九州 プレビュー

1. アウェイ後では無敗

北九州とのアウェイゲーム戦績

2012年 J2第37節 1-0○
2013年 J2第26節 2-1○
2014年 J2第33節 0-0△
2016年 J2第23節 2-1○
2020年 J2第29節 1-0○

途中カテゴリーが違っていたこともあり、そもそもの対戦回数自体が少ないが、松本は北九州とのアウェイゲームではいまだ無敗を誇っている。昨季のミクスタでは見事なショートカウンターから塚川が奪った1点を守りきって勝利を掴んだ。

余談になるが、北九州の新スタジアムであるミクニワールドスタジアム北九州(通称:ミクスタ)は非常に良いスタジアムだった。ピッチとの距離も近く、サッカー専用だからこそ実現できる絶妙に見やすい座席配置にも感動。そして駅から近い!笑 最寄り駅からバスを使うスタジアムをホームにしているクラブからすると、最寄り駅から徒歩圏内で、しかも途中屋根が付いてるから雨の日でも快適という環境面に驚愕した。

ステーキ丼めちゃ美味かったのでコロナが落ち着いたらもう一度行きたいなあ。。。

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2. 先制パンチこそ正義

北九州との過去戦績+先制チーム

2012年 J2第3節 1-0○ (松本先制)
2012年 J2第37節 1-0○ (松本先制)
2013年 J2第14節 1-1△ 
2013年 J2第26節 2-1○ (松本先制)
2014年 J2第18節 0-1● 
2014年 J2第33節 0-0△
2016年 J2第16節 2-1○ (松本先制)
2016年 J2第23節 2-1○ (松本先制)
2020年 J2第9節 1-2●
2020年 J2第29節 1-0○ (松本先制)

非常に面白いことに松本×北九州のカードでは、逆転が過去一度もない。どの試合も先制点を取ったチームが試合を優位に進め、最終的に勝利もしくは引き分けで終わっている。

つまり、今回の対戦でも最も重要になるのは先制点。今の松本の守備陣では逆転負けがない!と言っても少し心もとないところはあるが、ジンクスに則れば先制パンチこそが正義なのである。初手(プランA)が強いことでおなじみの柴田監督の腕の見せ所である。笑


3. vs小林伸二

松本の対小林伸二監督戦績

2012年 vs徳島 0-1● (A)
2012年 vs徳島 1-1△ (H)
2013年 vs徳島 0-2● (A)
2013年 vs徳島 0-0△ (H)
2016年 vs清水 0-0△ (A)
2016年 vs清水 1-0○ (H)
2020年 vs北九州 1-2● (H)
2020年 vs北九州 1-0○ (A)

北九州を率いるのは言わずとしれた名将小林伸二監督。昇格請負人であり、J2を知り尽くしている人物である。そんな小林監督との対戦成績は分が悪い。松本がJ2へ昇格した頃に徳島を率いていた小林監督と4度対戦しているが、勝利なし。初勝利は松本が降格を味わい臨んだJ2の舞台。当時は清水の指揮を取っていた。

松本の監督を務めていた反町監督も曲者として有名であったが、個人的には小林監督もかなりの曲者である。また、若手の抜擢・育成に定評がある。資金力はないが、サッカーに集中できて素晴らしいスタジアムが完備されている北九州という地に、今J1クラブから有望株が集まってくる要因のひとつは指導者だろう。

監督歴としては遥かに先輩である小林監督に柴田監督がどのような策で挑むのか。ここにも要注目である。


4. 古巣対戦

【松本山雅】
小手川宏基
鈴木国友
【ギラヴァンツ北九州】
なし


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