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まるで水槽を 落としたような日
または緑が黄に飲まれてる朝
その8時過ぎは
波打ち際まで爪を寄せて
波引くときに砂に溶け混じるみたいに
わたしをいつか さらってって身を近付ける
生きて 黒く色付いたことなどを
無かったことのように白く燃えてくれる

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