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ある日は声を荒げ亀裂が走った

もう何も綺麗じゃないこととは

一番に分かってる 迷いは濃色

意味も理解してる だからかな

合図を待ってたら 透ける現実

言葉のビスケット 小分けして

体へ心へ優しさを 食べている

この声を聞いていたのは私自身

だからなのか綺麗じゃないのは

淀み いくつもの点を産んでは

そればかりで埋め尽くしている

直線を引くような余裕は無くて

ある日の声も斑点状に広がった

それらが重なって出来る雲の積

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