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花は、ただ見て愛でるが良し

中学の理科の時間、先生が「うんじゅうまん円するんだから大切に扱うんぞ」って言ってた双眼実体顕微鏡。一人一台しかなくて、隣の子と交代でのぞき込んだやつ。「両目で見るから立体的に観察できる」っていうのがテストの定番の解答だったやつ!レンズを傷つけないように、「先に接眼レンズを、次に対物レンズを設置する」っていうお約束のやつ!

そう、あれ。

人生でこれほど、双眼実体顕微鏡を欲しい思ったことはない。

おかわかめの花を微細にかつ立体的に観察するためだ。

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肉眼の限界!!!

亡くなったおじいちゃんのルーペでいいから、今、手元に欲しい。。。

(ちなみに、2万円くらいで買えるやんか。先生、うんじゅうまんえんもせーへんやんか。)


人体の限界を嘆いていても仕方がない。外は台風10号で吹き荒れている。

どうして今日のテーマを花の観察にしたかって、せっかくたわわになってるつぼみや花が、台風で飛ばされちゃう可能性が高くて悲しいから。
せめて、せめて、ちゃんと花と向き合って記録しておこうよって思ったわけ。(ちなみに、飛ばされてどこか知らない土地に根付くならそれはそれでロマンだと思うけれど)

台風対策といえば、

私は昨日、うちのベランダの食べられる葉っぱはほとんど採っておきましたよ。加熱不要で生で食べられる緑黄色野菜だから、停電になっても重宝する。(本当は加熱調理した方がおいしいし楽しいのだけどね)

台風対策

というわけで、我が家のベランダは今ちょっとさみしいです。


さて、台風の進路のように話がそれてしまいましたが、

おかわかめの花を観察してみました!!!


観察


ピンセットで花をばらばらにしながら、いろいろ調べていく、、、

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スケッチもする、、、

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わかったこと

おかわかめは花弁が一枚一枚離れている離弁花で、花柄があり軸に対して均等につく総状花序、花は根元の方から開花する無限総花
(肉眼で観察できた範囲では、)花弁が5~6枚、おしべが4~5本、一つの軸つく花の数は40個以上!


がんばった、がんばった。 

これぞ、自分で手に入れた手触りのある数値である。が、植物学的裏付けは、無い。人に語るときは「私の肉眼観察とばらばら分解実験によると」って前置きすべし。

自分で手を動かして、花と鼻を突き合わせて向き合って、結果、おかわかめについて語れることが増えたのは、すごくうれしいのだけど、

疲れた。

やはり、花は、ただ見て愛でるのが良い。

そう感じた台風10号によるステイホームの日曜朝でした。


メモ。今日欲しくなったもの。
・双眼実体顕微鏡
・花の観察のいろはを押さえる本
・植物学の先生。とくに、ツルムラサキ科に強い人


みなさんは、お花をどう楽しんでいますか?
今週も、ごきげんよう!

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