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桜島でワーケーションしてみた

私が住む鹿児島市街の対岸約4㎞にある火山島・桜島(行政区上はここも鹿児島市)。フェリーで15分200円で行けるため、桜島大根や桜島小みかんの収穫など、日帰りで遊びに行くことはよくあるものの、泊まりに行くことはめったにない。
2月末の土曜の朝、ちょっと気分を変えて、最近よく聞くワーケーションとやらをやってみようかと、突如思いつき、その日の夕方、パソコンを持って船に乗り込んだー。

きっかけは「桜島つながりプロジェクト」

「桜島」を通して、「大地と自然と人とのつながり」を学び、シェアし、つながりを楽しむ「桜島つながりプロジェクト」に参加した。

 首都圏から鹿児島市との関わる一歩を踏み出す「KAGOSHIMA LOVERS ACADEMY」(鹿児島市のシティプロモーション事業)受講生の増井友加里さん(鹿児島県出身、東京都在住)が、「首都圏でも大地と自然のつながりを感じる機会を作りたい」「首都圏の人に桜島の魅力を知ってほしい」「首都圏と鹿児島の人がつながり、帰省や旅行のときに遊べる仲間になったら楽しいな」と企画したものだ。

3回の日曜午前オンライン講座で、鹿児島や首都圏の10人が参加した。

つながりプロジェクト集合

第1講 1月31日(日)自己紹介ワーク
いろどりカルテを通して自分を知り、仲間を知る
第2講 2月14日(日)桜島在住講師から学ぶ!桜島を通して大地と自然と人とのつながり
>鹿児島の出版社燦燦舎の「桜島!まるごと絵本」作者さめしまことえさんに聞く!絵本作成の裏話&静岡県出身のことえさんから見た桜島生活
>グラフィックデザイナー山下祐里奈さんに聞く!「桜島!火山の宝石セット」収集秘話
>火山博士福島さん(NPO法人桜島ミュージアム理事長)に学ぶ!大地と自然と人とのつながり。桜島~関東平野まで、歴史・地形・文化探訪。
第3講 2月28日(日)学びのプレゼン

桜島第2講

(桜島ミュージアムの福島さんが「だいすけお兄さん」に)

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(桜島の絵本と大地の素材が教材)

第3講のプレゼンテーマは、
「これから私は、大地と自然と人と、どうつながっていこう」

どうしよう、なにを話そう。
そういえば、講座期間中、桜島に行ってないなあ。よし、行こう!

Ulalaふるさと

訪れたのは廃校した改新小学校を活用し2020年夏にオープンしたゲストハウス「Ulalaふるさと」。

ulalaチャ

桜島の南側。桜島港から車で15分くらい。

キッチンを使えるので食材持ち込み。
校舎はワークスペースとなっており、ネット環境は快適でした。

タイムスケジュール

桜島には魅力的なスポットがたくさんあるのだけど、
翌日朝が最終講のため、今回は行って泊まって帰る!
弾丸ワーケーション!!!

〈1日目〉
17:00 鹿児島港から桜島フェリーに乗り込む
17:15 桜島港着
マグマ温泉でおばあちゃんとの会話を楽しむ
おばあちゃん:「孫に似ている。孫かと思ったわ」
私:「あら、そうですか?お孫さんはおいくつくらいですか?」
おばあちゃん「もうひ孫までいるのよ」「彼と来たの?」
私:「いえ、友人と。今、サウナに入ってる女性です」
みたいなやりとり。
湯船につかりながらのおしゃべりが楽しくて、すでに、「来て良かった~」と感じる

18:15 移動
18:30 Ulalaふるさと着
施設利用の説明を聞く
炊飯器にカオマンガイをセット
19:20 ワーク開始
20:00~22:00 オンラインイベントに参加
22:00~ 炊きあがったカオマンガイ、焼酎を楽しみながら、「桜島!大地の宝石箱」の素材で工作。
1:00 就寝

〈2日目〉
7:00起床
校庭でラジオ体操
朝食(カオマンガイ)
7:55 チェックアウト
8:15 桜島港からフェリーに乗る
8:30 鹿児島港着

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(オンラインイベントに参加)

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(おいしかった!!!)


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(「桜島!火山の宝石箱」の素材で市販の写真立てを飾ってみた)

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(これ、なかなかいいアイデアだと思うんだけど、)

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(まつぼっくりはそのまんま、
軽石は2つを接着剤でひっつけて写真立てに)

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(校庭で朝のラジオ体操)

経費

宿代 3000円前後(時季や人数で変動)
フェリー代 400円(往復)
マグマ温泉日帰り入浴 390円
マグマ温泉のコンセント使用料 100円(脱衣所でスマホを充電していたら「お姉ちゃん、充電は100円よ」と徴収されました)
ーーーーー
最低 約4000円
+食材費、フェリー乗り場からの移動代(バスやタクシー)が必要になる


大地感じるワーケーション

1泊2日弾丸桜島ワーケーションを通して、
”日常とはちょっと違う特別感・刺激”を受け、アイデアが生まれたり、仲間との親睦が深まったり、リフレッシュしてワークの効率が上がったり…というよい効果を感じている。
温泉、おばあちゃんとの会話、夜中の闇と吹き荒れる強風、車窓から眺める大地の風景、大地、人の温かさ、桜島の人にとっては日常かもしれないけれど、外の人である自分にとっては”ちょっと特別”。フェリーと車でたった30分移動してきただけなのに。

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(錦江湾の向こう側の鹿児島市街の灯りを見て、
なんだか遠いところに旅に来たような気分になる)


* * *

ワーケーションから帰って、速攻準備し迎えた最終プレゼン。
弾丸で行ったからこその手応えでした(笑)

これから、
・桜島ワーケーションのススメ
・大地感じるワーケーション先の開拓
をしていきたいと思います。

「桜島つながりプロジェクト」を通して、住む場所も年代も背景も違う人たちと共に学び、刺激をもらい・与え合い、仲良くなれました。
みなさん、ありがとうございました~

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