求められる以上に答えてしまうFAQ…宮崎イベントを終えて。
9月21日、宮崎県日向市美々津の“武農一致の修行者、百姓”である甲斐裕治さんと「おかわかめ狩りと幸せフルコースランチ会」を開催しました。
うちのベランダのおかわかめの小さなムカゴを4つくらい、甲斐さんとこにお嫁に出したのが4月。それから、ぐんぐん成長し、8月に祝☆出荷！ 宮崎の食卓に嫁がせたおかわかめが並んでいるのはおかわかめんでは表せないほどうれしいことです。
イベントは甲斐さん農園でのおかわかめ狩り→古民家でお料理＆会食
翌日は乾燥おかわかめにチャレンジしている宮崎市の「合同会社フードマーク」を訪問。
（↑乾燥の仕組みについてお話を伺う。こちらはまた別記事で書きます。）
こんなかんじで、おかわかめと思う存分戯れた２日間。
イベント参加者や日向経済新聞の方から、おかわかめについて受けた質問をまとめてみました。求められる以上に答えてしまう、サービス精神旺盛なFAQとなっております。では、どうぞっ！
１．おかわかめとの出会いはいつですか？
2017年11月5日です。鹿児島に就職で来て１年目。県外から遊びに来た母と祖母を連れて行った温泉地 指宿（いぶすき）の民宿で、朝食に出てきました。そのときは、生の葉っぱの上にさつま揚げが載っていて、「何だろ、このハート型の葉っぱ？」と。食べてみたらちょっと苦みはあるけどおいしくて。女将さんが、「おかわかめって言うのよ。もってかえんなさい」ってプランターごとくれたんです。それが今、うちにいるおかわかめです。
このへんのことは、４コマと、
長文noteに書いてございます。
２．おかわかめの魅力はなんですか？
緑のハート型がかわいい、ほおっておいてもすくすく育つ、栄養がある、どんな料理にも簡単に使える、自給できる、だから一人暮らしサラリーマンにとって体にも財布にも優しい…そんなかんじで、最初は「食材」としての価値を感じていたんです。
でも最近は、おかわかめから生まれる人とのつながり、新しい展開、にわくわくしています。おかわかめのムカゴを全国のいろんな人にあげると、しばらくして、「芽が出た！」「収穫した！」「食べてみた！」って写真付きで連絡くれる人がけっこういたんですね。ちょうど、新型コロナが拡大して、全国的に移動とか人と会うことが難しくなってきた頃でした。そんななかで、おかわかめの報告をきっかけに互いの近況を確かめ合うことができて。世の中はステイホームで閉塞感が漂うけれど、おかわかめはすくすく育つ。それに元気をもらっていた人もいたんじゃないかなと思います。
３．イラストを描くお仕事をされているのですか？
いいえ、私が自信を持って描けるのはおかわかめんだけです。
おかわかめ育ててたら愛着がわいてきて、キャラクターにしたのが「おかわかめん」です。
ちなみに、「ん」が残念なかんじに１行に入りきっていないのもこだわりで。小学校1年の時、覚えたてのひらがなで持ち物に自分の名前を書いたんですけど、最後の文字まで枠に収まりきれずに泣いちゃうことがあったんですよね。そういうほろ苦い思い出をこめています。
え？イチオシのおかわかめん？
そうですねえ。。。
これとか。
おかわかめんの強みを表した傑作だと思っています。
あとは、これ。
7月の鹿児島県知事選に合わせてつくり、LINEスタンプも。選挙シーズンにはけっこう使ってもらったかんじです。
４．イチオシのレシピは何ですか？
肉巻きです。
味に特長のないおかわかめが、主役を張れる！と覚醒した一品です。
おかわかめのとろとろ感とまろやかさが、どんな安い肉でもおいしい肉巻きにまとめあげます。
レシピはこちら
５．サボテンを枯らしてしまう私でも育てられますか？
ぜひ、挑戦してみてください。「サボテンを枯らすあなたでも大丈夫！」とおかわかめに箔が付きます。
ちなみに、私も、「室内に置いておくだけ。初心者向け！」と言われた「月兎耳」（ツキトジ）という、鑑賞多肉植物を枯らしてしまいました。
ツキトジはめっちゃかわいいんです。うさぎの耳みたいな多肉の葉に白い細かい毛がうっすら生えていて、その”耳”部分をにぎにぎするのがたまらなかったのですが。枯らしてしまいました。
６．おかわかめの可能性はなんですか？
レシピ開発、おかわかめんスタンプ開発、ちゃんと成分分析して文科省の「日本標準食品成分表」に載せる、食品・美容品としての商品化…やりたいことはいっぱいありますが、
一番は、おかわかめを通して人とつながることに可能性を感じています。とにかく楽しいですもん。心も体も元気になる。おかわかめつながりのコミュニティもおもしろくなるかもしれません。
私は暮らす名山も、おかわかめ、楽しいですよ
情報過多なFAQ、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
脇道にそれまくるわかおかみの話を、日向経済新聞の小御門編集長が、とっても素直でユーモアあふれる記事にしてくださいました。わかおかみもおかわかめんも喜んでおります。ありがとうございます。
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