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【箸休】立憲代表選は政権構想と中道路線を述べよ

立憲民主党は日本共産党でもなく、
維新の会でもない。

右寄りで自民に擦り寄りすれば、
それは野党第一党の使命を放棄していて、
左寄りしすぎて間を無視すれば
日本共産党とれいわに入党して頂ければと思う。

つまり中道リベラルの野党第一党こそが
本来の立憲のミッションではないのか?
と常に感じている。

前回の総選挙では市民連合、特に立憲民主と
日本共産党との協力路線が目立ちしすぎたことも
あり、一部の選挙区では不利益も被った。

もちろん野党候補を1本にしたことは、
小選挙区において東京8区や神奈川13区などの
自民党幹事長経験者を破り初当選した功績は
大きいことも事実である。

ただ長年立憲候補が勝利し続けた静岡6区や
三重2区で自民に議席を取られたのは、
労組系や無党派の不満もあり、
受け皿になりきれなかったのもまた事実だろう。

市民連合が主役でもヒロインに国民がいなければ
意味はなく、ヒロインがいない作品では自公に勝つことはできない。

いや本来は主役は国民であるはずだが、
ヒロインの市民連合が主役になり過ぎてしまう
ところも、反省点とも言えるかもしれない。

そのため間をとって、キャスティングについて
政党主導か?あるいは地域主導かを
立憲代表選で述べていただきたい。

東京と秋田では小選挙区の戦いは全然違う。

地域事情に合わせて党がどのように食材を購入し、
味付けを辛口にするか?甘口にするか?
中辛にするかを再考出来ればと思う。

北海道と関東の都心部は辛口でも
十分な選挙戦で戦えるが、
島根や秋田だと保守系が強いため、
中辛と甘口をブレンドしてカレーを作り出す。

辛口は一部の人しか食べられず、
子供や大人の多くが食べられる
甘口や中辛の選択肢を野党第一党は
増やすべき使命があると私は考える。

そして政権構想についてだが、
私が思うのは旧民主の閣僚と副大臣、
政務官若干名と民間閣僚、維新と国民の幹部は
入閣を排除しないで頂きたい。

政権を担う能力を持つ中堅と大臣経験者は
できる限り実務に近い方と答弁能力が高い方を起用し、答弁能力が高くなく実務能力が高い方は
党役員に残すべきだ。

また今回の代表選挙に出馬された全ての議員を
党役員、政権交代がなされたのであれば閣内に
入れること。

加えてマニフェストに関しては
現実的かつ数を絞って集中すること。

また外交安保の転換は最初は絶対に控えて
頂ければと願う。

社会保障や経済政策については、
自民との共通と相違、プロセスについて述べていただければと願う。

最後に一つお伝えすることはイギリス労働党に
見習えということです。

今述べることはただ一つ。

コービンになるな。スターマーになれ。

それだけです。

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