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立憲民主党の新代表は野田元総理に


野党第一党、元首相再登板に


本日、野田元総理が立憲民主の代表に就任致しました。決選投票で枝野前代表を破り就任した野田元総理ですが、明日には就任してすぐ役員人事を固めるとのことです。

今回は野田元総理の人事について予想してみたいと思います。


野田元総理の幹部登用はわずか数回のみ

民主党の代表や民進党の幹事長、立憲民主党の最高顧問を務めた野田元総理ですが、実際には首相退任以降で幹部クラスの登用は蓮舫代表の時の幹事長だけです。

そのため実際に民主系の党首就任は約12年ぶりとなります。人事についての情報は、野田内閣や民主党の執行部の人事等の情報のみであり、かなりリソースが限られます。

それに当時は野田氏と輿石幹事長のセットだったため、人事にも輿石幹事長の影響が反映されていた部分もあるでしょう。

しかし現在の立憲の執行部や派閥を見てみますと、党内最大グループである近藤グループの元代表の枝野元代表、党内第二グループのトップを務める泉前代表、そして野田元総理を支援した野田グループと小沢グループ、直諌の会の重徳氏含む幹部と階グループなど事情が異なります。

・小川淳也前政調会長
・枝野幸男元代表
・泉健太前代表
・小沢一郎衆議院議員
・辻元清美代表代行
・重徳和彦衆議院議員
・玄葉光一郎元外務大臣

うち執行部に現執行部やかつての政権の幹部がどれだけつくかが注目されるでしょう。

人事について

野田元総理の人事については現時点で情報を出しているのは以下のコメントのみです。

人事については「刷新感をどうやって作っていくかは重要な観点だ」と述べ、中堅・若手や女性を登用する考えを示唆した。24日にも骨格人事を行い、次期衆院選に向けた態勢作りや公約作成などを急ぐ考えだ。

出典;読売新聞 2024/09/23 立憲民主党の新代表・野田佳彦元首相「本気で政権取りに行く」…24日に新執行部の骨格決定

昨日の時点で野田元総理が代表に就任した際の人事予想を少し考えてみましたが、多分私の予想は当たらないでしょう。

【執行部】
代表:野田佳彦(千葉4区・衆9期)
最高顧問:小沢一郎(衆院比例東北・衆18期)、岡田克也(三重3区・衆12期)、菅直人(東京18区・衆14期)、枝野幸男(埼玉5区・衆10期)
副代表:辻元清美(参1期・衆7期)、泉健太(京都3区・衆8期)、長妻昭(衆8・東京7区)
幹事長:玄葉 光一郎(福島3区・衆10期)
常任幹事会議長:渡辺周(比例・衆9期)
政調会長:小川淳也(香川1区・衆5期)
国対委員長:安住淳(宮城5区・衆9期)
組織委員長:後藤祐一(神奈川16区・衆5期)
企業・団体交流委員長:笠浩史(神奈川9区・衆7期)
広報本部長:落合貴之(東京6区・衆3期)
選挙対策委員長:大串博志(佐賀2区・衆6期)
参議院議員会長:水岡 俊一(参3期)
参議院幹事長:田名部匡代(参3期・青森選挙区)

【ネクスト内閣】
ネクスト総理:野田佳彦
ネクスト官房長官:玄葉 光一郎
ネクスト防災担当大臣:奥野総一郎
ネクスト総務大臣:寺田学
ネクスト法務大臣:西村智奈美
ネクスト外務大臣:伴野豊
ネクスト国土交通大臣:小宮山泰子
ネクスト防衛大臣:渡辺周
ネクスト文科大臣:吉田晴美
ネクスト財務大臣:階猛
ネクスト厚生労働大臣:西村智奈美
ネクスト農林水産大臣:亀井亜紀子
ネクスト環境大臣:松木謙公
ネクスト復興大臣:近藤和也
ネクスト経産大臣:江田憲司
ネクスト科学技術担当大臣:重徳和彦
ネクスト行財政改革担当大臣:小川淳也
ネクスト官房副長官:中谷一馬
ネクスト官房副長官:小西洋之

こんな感じで予想してみましたが、当たっているとは思いません。
明日の午前には人事に関する報道があるでしょうから、注目してみたいと思います。

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