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【映画感想】FALL/生き残るのは強いやつか適応するやつか?

ほぼ毎日映画日記の、雪乃日 朝日(ユキノヒ アサヒ)です⛄️
もうゆったりした気持ちで映画を観たいのに、ついつい観てしまうパニックムービー。。。
手に汗しかかかない映画でした、ではどうぞ!


・あらすじ


 フリークライミングで旦那を亡くした主人公とその親友(フォロワー6万人インフルエンサー)が600メートルの超オンボロ鉄塔に登るスリル満点のパニックムービー。

・感想


 たったこれだけのシンプルな設定なんですが、とにかく手汗が止まらない!!!
 嫌な予感がするところ全部で的中する!そういう意味では、わかりやすく伏線を張ってくれているので、スリルを存分に楽しみたいと思っている観客を喜ばせる仕掛けがたくさんあります。

 スコット・マン監督のサービス精神があまりにも旺盛すぎやしませんか。。。

 正直、鉄塔に登る気持ちも、友人関係も、主人公の立ち直りの遅さとかも、常人の考え方ではなくて共感はないです。
 だってわたしだったら、そもそもあんなオンボロ鉄塔に一歩たりとも近づかない。。。笑

 そう言うツッコミどころは多々あるんだけど、
・最後まで気を抜かせないスリル
・人間関係が顕になっていく様子
適者生存というメッセージに相応しく主人公がたくましくなり、自分の過ちを認めていく姿
 この三本柱が絡み合っている映画でした。

・弱肉強食じゃない、適者生存とは?


 まあ、簡単に言うと、その環境に適応したものが生き残る、ってことですよね。適者生存するために、現代的なツールもフル活用して、生きる道を探す主人公たち。強いものが生き残るんじゃない。

 パワー的な強さだったら、ハゲタカかも。
 図太さ的な強さだったら、インフルエンサーかも。
 一方で、一年塞ぎ込む主人公は弱いけど、適応した。


 シンプルで究極の状況だからこそ、 これが生き残る道だったんだなあと感じました。

 わたしは、今の環境に適応できているかしら? と、夜中に観たことを後悔しながら考えています。。。

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