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夫のスイーツ#5 イタリアの伝統菓子 トルタ・マルゲリータ

トルタ・マルゲリータはイタリアの伝統的なケーキ。
家庭で作るケーキ、お母さんが作るケーキとして人々に愛されています。

このケーキ、パスティッチェリア(お菓子屋さん)で見かけることはありません。まさに家庭のお菓子なのです。イタリアの人にとって、身近なもので、食べるとほっとする、そんな大切なお菓子。

シンプルな材料と手順。
コーンスターチもしくは片栗粉を加えてサクッと焼き上げます。
軽くてやさしい食感に、ふわっと香るレモンの風味が秀逸。

それではレシピを紹介します。


材料

天板1枚分
・全卵 180g
・砂糖 150g
・塩 1g
・卵黄 50g
・薄力粉 90g
・コーンスターチ 50g
・ベーキングパウダー 3g
・バター 90g
・バニラエッセンス 3~4滴
・レモンの皮 1個分


作り方

下準備)
・薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダーを合わせてふるっておく。
・天板にオーブンシートを敷いておく。
・レンジでバターを溶かし、すりおろしたレモンの皮とバニラエッセンスを加えておく。

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↑ 溶かしたバターにレモンの皮を加える。
レモンの皮は黄色い部分だけすりおろすこと。


1.ミキサーで全卵、砂糖、塩を混ぜていく。全体が白くもったりとするまで大型のミキサーだと約8分、ハンドミキサーなら約10分。

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↑ 全体が白くもったりとするまで。
写真は大型の卓上ミキサー。

2.1のミキサーを回しながら卵黄を少しづつ加えて1分程でミキサーを止める。
ここでオーブンの予熱を始める。温度は170℃

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↑ こんな風にもったりするまで泡立てて。


3.2に振るった粉類を全部加えて、泡をつぶさないようゴムベラでさっくりと混ぜる。

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↑ 粉類を加えてゴムベラでさっくりと、

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↑ 泡をつぶさないように混ぜる。


4.溶かしバターに3の生地を100gほど加えて混ぜ合わせる。これを生地に戻し入れてさっくりと全体を混ぜ合わせる。型に流し入れてオーブンで焼く。まず170℃で12分、次いで温度を180℃にして12分焼く。様子を見て時間を調節すること。

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↑ 溶かしバターに100gほど取り分けた生地を加えて混ぜ合わせる。

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↑ これを元の生地に戻し入れて、
再度泡をつぶさないようにさっくりと混ぜる。

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↑ 型に流し入れてオーブンで焼く。

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↑ 焼き上がり♪
あまい香りにふわっと漂うレモンの風味。

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↑ 生地の黄色と表面のこげ茶のコントラストも美しい♪ 

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↑ ふわっと軽い、ややサクッとした食感。


コーンスターチ入りで小麦粉少なめの生地は、サクッと軽い食感が特徴です。

夫R曰く「見た目に反して、まったく普通のケーキではない。素朴だけど上品。香りの良さが秀逸で飽きることのない味わい。このケーキは日本人だって大好きなはず」

家庭のケーキですから材料も特別なものはありません。
どうぞお気軽に作ってみてください。


今日もお読みいただきありがとうございます。
それではまた。


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