夫のパン作り#2 おうちで作る惣菜パン ほうれん草ベーコンのミニ角食
今回紹介するのは、ほうれん草とベーコン、この相性の良い両者をふんだんに混ぜ込んでふんわり焼き上げるパン。
パン生地は前回紹介したパン・ド・ミが基本。
あっさりとやさしい味わいです。
そこにほうれん草、ベーコン、そしてコーンとグリーンオリーブを混ぜ込んで。それぞれの味わいと食感が重なり合って得も言われぬ美味しさに仕上げます。
焼き立てはふわっふわのもっちもち。
一口頬張れば小麦の豊かな風味と旨味がひろがります。
また、翌日以降に召し上がる場合はほんの少しレンチンあるいはリベイク、スライスしてトーストなど、いずれも美味しくいただけます。
また、こちらのレシピは乳製品不使用アレンジが可能です。
材料欄を参照ください。
材料
10.2㎝×8.5㎝×5㎝の型6個分
パン生地
・強力粉 370g
・中力粉 160g
・砂糖 20g
・ドライイースト 10g
・水 270g
・牛乳 50g
・無塩バター 20g
・塩 10g
・打ち粉として強力粉 適量
・生地に塗るためのオリーブオイル 適量
具材
・ほうれん草 葉の部分 100g
・コーン 70g
・グリーンオリーブ 50g
・ベーコン 40g
・ニンニク ひとかけ
・コショウ 少々
※コーンとグリーンオリーブは缶詰使用。
※乳製品不使用にするなら、無塩バター20g→エキストラバージンオリーブオイル10g、牛乳50g→水50gに置き換える。(水は合わせて320gになります)
作り方
1.パン生地の材料を計量する。
強力粉、中力粉、砂糖、ドライイーストは同じボウルに入れておく。別のボウルに水と牛乳を合わせておく。バターは薄くスライスして。
↑ 粉類を合わせておく。
↑ バターは薄めにスライス。
2.具材を切る。
ホウレン草の葉はきれいに洗って水気を良く切っておく。2㎝ほどのざく切りに。
コーンは缶から出して軽く水て洗って水気を切っておく。
グリーンオリーブも同様に缶から出して洗って水気を切るためにギュッと絞る。1/4にカットする。
ベーコンは1㎝幅に切る。
ニンニクは細かいみじん切りに。
これらの材料全てひとつのボウルに入れて、コショウ少々と1の合わせた粉類をひとつかみ加えて、混ぜ合わせる。こうするとパン生地に混ぜ込むときになじみやすくなります。
↑ 切った材料に粉をひとつかみ加えて。
3.ミキサーに1の粉類を入れて回しはじめる。ミキサーを回しながら1の水と牛乳を少しずつ加える。まとまってきたらバターを3回ほど分けて加える。最後に塩を加える。すべて混ざったらミキサーを止める。
↑ ごつめの卓上ミキサーを使います。これがあると大変便利。
↑ ミキサーを回しながら、液体、バター、塩を加えていく。
4.作業台に打ち粉をまぶし、その上に3の生地を取り出して軽く丸めたらそのまま10分休ませる。
↑ 軽く丸めて10分休み。
5.4の生地を長方形に広げる。2の具材をのせてまんべんなく広げる。手前からと奥からと折って、それをパタンと折り合わせる。少し伸ばして今度は右からと左からと三段にたたむ。打ち粉をしたバットにのせて45分休ませる。ラップをかける必要なし。具材の水分で潤っているため。時間になったら、打ち粉をまぶして手前からと奥からと三段にたたんで、さらに右からと左からと三段にたたむ。これをまた45分休ませる。
↑ 生地を四角く広げて、
↑ 具材を載せて、もう少しきれいに広げます。
↑ このように手前と奥を折り返して、これを真ん中からパタンとたたむ。
さらに右からと左からと三段に折りたたむ。
↑ 打ち粉を敷いたバットにのせて、
↑ 最初の45分経ったところ。
↑ 二回目の45分経ったところ。
6.作業台に打ち粉をして、5の生地をのせてカードで6つに切り分ける。計量してきちんと等分すること。かるく丸めてそのまま10分休ませる。
↑ 生地を計量して6等分する。
↑ 軽く丸めて10分休み。
↑ 生地が少し余ったので別に小さく丸めて。
これはフリット(揚げ物)にしたいと思います。
生地が余らなかったらこの工程はありません。
7.6の生地を型に入れて、表面に薄くオリーブオイルを塗る。40分休ませる。
↑ 型に入れて表面にオリーブオイルを薄く塗る。
さらに40分休ませる。
↑ 40分経ったところ。
8.オーブンを190℃に予熱する。この時必ず天板も一緒に温めておくこと。時間になったら190℃のオーブンで20分焼く。様子を確認して時間は調節すること。
↑ 焼いている間に小さく丸めた方を180℃の油で揚げていきます。
↑ パーネ・フリット(揚げパン)の出来上がり。
揚げたてをハフッと召し上がれ♪
↑ そうこうしているうちにオーブン組が焼き上がりました♪
届け~~♪焼き立ての香り~~♪♪
ホウレン草の緑もうつくしい、おうちで作る総菜パン。
↑ 焼き立てはふわっともっちり♪
そのまま食べるのはもちろん、食事パンとしても最適です。
シチューやグラタンなど今の季節にぴったりの洋食メニューのお供に。
おすすめです。
なにも足す必要のない完成形パンですが、
上質なバターやエキストラバージンオリーブオイルと頂くのも良いでしょう。
夫R曰く「パニーノを作るのもおすすめ♪♪」
クセのないブリーチーズなどが合いそうですね。
美味しい生ハムがあればそちらも挟んでみましょうか。
どうぞお好みにアレンジしてください。
翌日以降に召し上がる際は、軽くレンチン、リベイク、トーストなどして温めて。出来立ての美味しさがよみがえります。
大変なようでやってみると意外に楽しいパン作り。
何よりパンが焼けるときの香りを堪能できるのが手作りの醍醐味ですね。
どうぞお試しください。
普段お忙しいあなたも、
週末を利用してパン作りはいかがでしょうか。
パンの焼ける香りに包まれる幸せなひとときをぜひ。
今日もお読みいただきありがとうございます。
それではまた。
前回のパン作り。パン・ド・ミ
夫の料理シリーズ
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