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わたしの壮大な夢について。

大きな夢

わたしの夢は、人々が心から人生を楽しみ生き生きと輝く社会を作ることだ。

仕事や趣味に関わらず、やりたいことに目をキラキラさせながら没頭する。「毎日が充実しているか」と聞かれてYesと自信を持って答えられる。

そんな人を増やすことが、勝手ながら自分のミッションだと思っている。

夢とはなりたい職業のこととずっと思い込んでいた自分にしては、職業という枠を遥かに飛び越えて、これまた壮大な夢を描いてしまったものである。


大学時代の理想と現実

私は大学では建築学を専攻している。きっかけは、高校2年生のオープンキャンパスで行った際にずらっと展示してあった、数々の模型に興味を持ったこと。こんな家を設計して自分で住みたい!とワクワクした。

しかしいざ憧れの建築学科に入学してみると、想像以上に自分はセンスが無かった。
というより、なぜか設計に対するやる気が沸かず、むしろ構造系の科目の方が取り組んでいて楽しかったくらいだ。

「設計」という作業自体がだんだん重荷になり、結局わたしは念願だった意匠デザイン分野には進まないことを決めてしまった。


就活での出会い


自分の将来をよく描けないまま何となく3年が過ぎ、就活の時期に突入した。

当初はゼネコンやディベロッパー、鉄道など建築関連の会社ばかりを見て回っていた。しかしなぜか選考に進む気が起きず就活へのモチベーションも下降気味だった時期に、あるエージェントの人と出会った。

その人は家族以上に親身に話を聞いてくれて、わたし自身も知らなかった、潜在的な思いを引き出してくれた。まさに人生が変わる「きっかけ」となった人だ。

大学で建築を学んだのだから、それが生かせる職業に就かなければならないと思い込んでいた自分にとって、建築以外の選択肢が提示された時はまさに目から鱗だった。

その時初めて将来のビジョンが言語化されて、目の前がぱっと明るくなる感覚を味わった。すぐに一から就活をやり直し、最終的に自分の夢と一番マッチした人材系の会社に辿り着き、内定を頂いた。


この経験から、自分も将来誰かの「きっかけづくり」
特に働く人の支援に携わりたいと考えるようになった。


何のために働くのか


4月1日に働き方改革が施工されて、早半年。
生産性を上げろ!とか労働時間を短くしろ!と言われるが、それだけで真の働き方改革になるのだろうか。

わたしが敢えて注目したいのは精神的な部分、分かりやすく言い換えれば「幸せ」かどうかだ。

幸せな社員はそうでない社員と比べて労働生産性は1.3倍、創造性は3倍にもなると言われている。

この記事の言葉を拝借すると、そもそも何のための働き方改革なのか、ということだ。
ゴールは経済成長なのか、はたまた労働不足解消なのか。


ちなみにわたしは「国民を幸せにするため」だと解釈している。

そもそも働き方改革以前に「何のために働くのか」って結構大きなテーマであって
正解は人それぞれあっていいし、働くことで幸せになれる人が増えるとすごく世の中良くなるんじゃない?と信じている(かなり安直な考えだけれど)。


今後の日本と、わたしの夢について

高度経済成長期のように、働けば働くほど待遇が上がり生活が潤う時代は終わってしまった。もちろん夜遅くまで働くことを生産的とする(しがちだった)文化に、経済成長的な面で日本が救われた部分も大いにあるはずだ。


しかし、終身雇用が前提のこの文化が今の時代にマッチしないことは明らかで、
わたしたちは激しい時代の変化に合わせて仕事とのかかわり方を見直して行く必要がある。


現状の打開に向けた鍵は、一人一人のワークスタイルや意識の改善を通して、やりがいを発掘していくことにあるのではないだろうか。
個人の幸せを追求することが出来て初めて、働き方改革は真の意味で成功と呼べる。


わたしは将来の夢のために、まずは自分がもっと幸せになること、そして家族や友人、たった今目の前にいる人を幸せにすることから始めている。自分が幸せでないのに他の人を幸せにするのは不可能だと思うからだ。

そして将来は周りに良い影響を与えられる人になり、幸せの輪を広げていきたい。

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