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心に残ったあのひと言

先日、先輩(天理教所属教会の長男さん)から

「教会だより書いてくれへんか?」と連絡が来て

その時に書いた文章の内容をコピペします。

教会だよりに載る、ということは母も見るので

ここまで大っぴらに書いていいものか迷ったけど、

私が書くんやし、これが私の気持ちだから…

と思い切りました。

誰かに何を言われても、聞こえなければ別にいい。


(以下、コピペです)



今から5~6年前の出来事です。

私は病院や施設で作業療法士として働いていました。

必死に勉強や実習に励み、なんとか資格をとり、わくわくした気持ちでスタートした社会人生活でした。しかし現実は厳しく挫折しては無理をし、自分を責め続けた結果、ついに心が折れてしまいました。

そしてそのまま精神科で入院することに…。休職の末、職場に戻る勇気がなく退職願を出しました。



それから約1年の療養を経て、周りの反対を押し切りながらも別の施設で再就職しましたが、体調を崩したり勤務中に涙が溢れてきたりと何故か思うように働けません。

出勤しては上司に言われて早退する日々。

このような状況が続くと死にたいという思いがどんどん大きくなっていき、ついには周りに心配と迷惑を掛ける行動をとるようになってしまいました。


そんなとき、当時よくお世話になっていた方から

「心と身体が健康でないと働けないよ。健康な身体という土台があるからみんな働くことができるんだよ。」という言葉をいただき、ハッとしました。

それは、小さな頃から天理教で教えてもらっていたことでした。というか宗教の教え関係なく、言われてみれば当たり前のことでした。



身体は神様からの借りもの。


そんな大切な身体が悲鳴を上げていても気付かず、時には無視して…また、神様に生かしていただいているにも関わらずその有り難さをすっかり忘れてしまっていました。



今でも気付かぬうちに自分の身体に無理をさせてしまうこともあります。

それでもあのときの言葉を思い出して、自分の身体としっかり向き合い「健康な身体」という土台作りに取り組んでいます。

忘れてはいけないことを思い出し胸に刻み込めたあのひと言に何度も救われていますし、本当に感謝しています。

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