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キングオージャーファイナルライブツアーに行きました(ネタバレ感想)

 こんにちは、雪乃です。今日は王様戦隊キングオージャーファイナルライブツアーの初日。

 と、いうわけで。


 静岡に行ってきました。

 前日に静岡に行き、1泊して今日の10時の公演を観て帰ってくるというスケジュール。年度末と年度始めゆえに前後の平日に休みが取れず、かなり忙しい土日になってしまいましたが観光もできて楽しかったです。

 では、肝心のファイナルライブツアーの感想を。

 まず最初に叫びたい。

 ハスティー兄弟最高!!!!!!ラクレス様全公演参戦ありがとう!!!!!今回のファイナルの感想はもうこれに尽きる!!!

 第1部はハスティー兄弟推しであれば絶対に泣きます。私はこの2人を見るために今ここにいるんだ、この2人の、今この瞬間を見届けるために1年間本編を見続けてきたんだ、と思わせてくれる、最高のヒーローショーでした。
 もちろんハスティー兄弟だけでなく、ゲストを含めて全員本当に良かったので……本当……ありがとうキングオージャー……。











 以下はネタバレ感想です。

 思い返せば、ギラくんとラクレス様の対峙から始まった「王様戦隊キングオージャー」。宿命的な関係で結ばれた2人の物語の終着点として、これ以上ないほど素晴らしい脚本でした。

 ギラくんにとってはラクレス様が王であり、ラクレス様にとってはギラくんが王。互いが互いのために王であってほしいと望み、互いが互いにのために王であろうとする。2人の関係性を緻密に本編で積み重ねてきたからこそ辿り着いた兄弟の答え合わせのような物語であり、集大成として本当に、繰り返しますがこれ以上ないものだったと思います。

 そしてハスティー兄弟の集大成が素晴らしいものになったのは、もちろん酒井さんと矢野さんのお芝居あってこそ。酒井さんと矢野さんにしか作り出せない2人のお芝居をこの目で直接観ることができて、本当に感無量です。
 ギラくんがラクレス様に刃を向けたあの日──1話の放送から1年と少し。作中の時間だと、数年は経過しているでしょうか。
 深みを増した酒井さんのお芝居と、どんなやりとりもすべて受け止める矢野さんのお芝居が、王として大きく成長したギラくんと、弟を受け止め征くべき道を示すラクレス様の関係性とオーバーラップして見え、ギラくんとラクレス様が2人で敵に囚われたシーンで涙が止まらなくなりました。

 からの、2人並んでの王鎧武装は泣く。いやこの時点でもう号泣してたんですけど。しかも2人ともオージャクラウンを使っての変身!!!!神々しいことこの上ない!!!ずっと見たかった光景をようやく見ることができました!!!!

 第1話でギラくん推しになり、シアターGロッソの素顔の戦士公演ではひたすらオペラグラスでギラくんを追いかけました。
 そして迎えたファイナルの舞台。ギラくんが舞台に現れた瞬間、ギラくんがたった1人で舞台すべてを支配したのを肌で感じました。
 「俺様が世界を支配する」。この決め台詞が、文字通りの意味で、目の前で、本当になった。「邪悪の王」の物語が幕を開けた瞬間のこの台詞が、劇場で、「劇場の空間を1人で支配する主演俳優の輝き」として帰結した。もう、言葉が出ないほどの感動を味わいました。
 だからオペラグラスは、ほとんど使わずに終わりました。オペラグラスで切り取られた丸い視界の中には収まらないほどに、ギラくんが、とても大きな存在になっていたから。

 開演前アナウンスはジェラミーが担当していたのですが、やはり声だけで引き込む力が強い。ヒーローショーの演説でも声の良さでだいぶ会場の空気を持っていった印象があり、改めてジェラミー、というか池田さんの声の良さと、あの声の持つ説得力を実感しました。
 
 そして完全なサプライズだったのが、ブンブンジャーの参戦!!!大也の「届け屋」という設定が綺麗に生かされていて感動!!
 互いが「己の職務を全うする」という形で互いに交わる。「王」「〇〇屋=職業人」をそれぞれ題材とした「キングオージャー」「ブンブンジャー」らしいコラボレーションでした。

 第2部のトークショーは開催地によってガラリと変わりそうな内容。基本的にはキャラクターを演じたままのトークでしたが、ラクレス様はちょっと中の人っぽかった気が。

 第2部ではキャラソンのライブもありました。10時の公演で歌ってくれたのはギラくんとカグラギ殿。ギラくんの持つ唯一無二の「嘘のなさ」と、その中に溶かし込まれたヒーローらしさと王様らしさ。ギラくんを構成するものが詰め込まれた楽曲に、今その瞬間の生の感情が乗った歌唱はまさしくライブの醍醐味でした。
 カグラギ殿は、もうシンプルに歌が上手い!!!!良い声!!!どこを聞いても隙がない、これでこそカグラギ・ディボウスキですよ!!!!会場の盛り上げ方も含めて「民のための祝祭」を作り上げる姿がめちゃめちゃ輝いておられました……。

 久しぶりの遠征となりましたが、行って良かったです!泣いて笑って盛り上がって、最高のファイナルライブツアーでした。
 千秋楽まで無事に駆け抜けてくれることを祈りつつ、この記事の結びとしたいと思います。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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