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関東カバディリーグ第3節を観ました

 こんにちは、雪乃です。今日は関東カバディリーグ第3節が開催されました。
 色々あって第2節が見られないまま第3節当日を迎えることとなってしまったので、のちほどアーカイブで第2節も追いかけようと思います。
 
 というわけで、観た試合のざっくり感想を。

観た試合①北関東ユニオンズ vs VIJETAリアライズ

 北関東ユニオンンズは佐藤選手がメインのレイダーとして序盤から活躍を見せます。守備では佐藤選手を温存しつつ他のメンバーで守備をきっちりと取り、前半から点差を引き離していきます。対するVIJETAリアライズは石井選手を筆頭に北関東ユニオンズを追い、後半開始早々にローナを取ります。一時は9点差と、カバディとしてかなり油断できない点差まで詰めますが、最後まで積極的に攻める姿勢を崩さない北関東ユニオンズが後半でも得点を重ねて勝利しました。 この試合はとにかく佐藤選手が強かった!スピーディーなレイドで多人数守備相手でも点を取って帰り、2人守備相手ではきっちり落としてローナを取るなど圧倒的な活躍を見せました。
 関東カバディリーグでは全日本選手権などの大会と違い得点が今後のリーグ戦にに影響を及ぼすため、最後まで点を取りきる積極的な試合が見られるのも魅力のひとつです。

観た試合②WASEDA MONSTERS vs 東京レイズ

 ちょうど1週間前のチャレンジカップで準優勝した学生チーム・WASEDA MONSTERSと、ベテラン選手を擁する社会人チームの東京レイズの一戦。
 チャレンジカップでも活躍した今福選手をいきなり止めるなど、序盤から守備中心で戦っていく東京レイズ。一方WASEDA MONSTERSは積極的に攻撃で点を積み重ねていき、ダイブを決めた廣選手が直後の攻撃でローナを取るなど、点差を広げていきます。東京レイズは内田選手が正確なダイブを決めていき、守備の要として活躍していました。後半では東京レイズがWASEDA MONSTERSの今福選手・廣選手を追い出してから連続で得点を重ねて勢いをつけますが、WASEDA MONSTERSはチェーンで的確にレイダーを捕らえてリードを保ちます。そしてラスト2分は両者怒濤の点の取り合い。結果はWASEDA MONSTERSの勝利となりましたが、後半だけで40点ほど獲った東京レイズも印象に残る試合となりました。

観た試合③A.K.S vs ジャガーノート

 大ベテランの選手を擁し、加えて先日のバングラデシュ大会も経験した選手が所属しているA.K.S。メインレイダーの鈴木選手が前半は攻撃で点を取りまくります。その鮮やかぬ語気の仮名でも特筆すべきはやはり守備の上を跳ぶ攻撃。空間を縦にも使う動きで点を重ねていきます。
 引き離される形となったジャガーノートですが、攻撃面ではクリーンタッチも多く、相手の守備を翻弄するレイドで点を追いかけます。また試合の中で守備を修正していき、後半の終盤で鈴木選手をとうとう守備で止めたあのシーンは実況席、そして見ているこちらも盛り上がる印象深いものとなりました。

観た試合④大正カバディ連合 vs Babylon Breakers

前半開始10分くらいまでは両チームとも冷静な試合運びで点差もついていなかったこの試合。大量得点のレイドには大量得点のレイドで返し両チーム共にフォローは迅速。とても見応えのある試合となりました。
 拮抗していた試合の流れが変わったのは阿部選手のレイドが決まり、その後大正カバディ連合がローナを獲られてからでしょうか。大正カバディ連合も点差を詰めますがが引き離していき12点の差をつけて前半を終えました。
 後半においてもなお大正カバディ連合が安定の守備を見せますが、Babylon Breakersは根來選手や阿部選手、そして千葉選手が中心となり攻撃で魅せ、点差を広げていきます。大沢選手を中心とした守備でもきっちりと決め、最終的にはダブルスコアをつけてBabylon Breakersの勝利となりました。

観た試合⑤百足 vs JimO'pis

本日最後の試合です。先日のチャレンジカップで優勝した百足と、JimO'b(自由の森学園OBチーム)と強豪Laspis Lazuliで結成されたJimO'pis。
 序盤は姫野選手や今井選手のレイド、そして荒竹選手のカウンターが決まりJimO'pisが優勢と見えましたが、少人数で百足が粘りローナを取らせず、JimO'pisが1点リードした状態で前半を終えます。先日まで日本代表としてバングラデシュ大会で戦っていた阿部克海選手はやはり強く、エースレイダーとして活躍していました。
 後半はJimO'pis側のラインアウトで同点となり、その後攻撃で百足が得点を重ね流れを掴みます。百足が点差をつけるもJimO'pis・姫野選手の攻撃による4得点や今井選手がローナを取ったことによってJimO'pis側が自チームのペースに持ち込みます。対する百足も積極的にボーナスなど点を取りに行きますがJimO'pisが勝利し、グループリーグAを制しました。

 今日はグループリーグ最終日。グループ内での順位が決まり、次の節からは順位を決めるトーナメント戦に突入します。全チームの総合的な順位が決まる試合が始まるということで楽しみです。

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