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第8回カバディチャレンジカップ2日目を観ました

 こんにちは、雪乃です。今日は昨日に引き続き第8回カバディチャレンジカップを観に行ってきました。というわけで観た試合の感想です。

 1日目の感想はこちら。↓

観た試合①茨城シーイーグルス vs ジモディ

 攻守両面で淀みなく点を取る茨城シーイーグルスと、多彩な攻撃で点を取るジモディ。しかし2人守備を落とされローナを取られたことでほとんど差のなかった点に開きが生まれます。前半ラストレイドをジモディが攻撃成功で締め、6点差で後半へ。
 後半のジモディはボーナスなどで取り返しますが茨城シーイーグルスは逆転を許さず、茨城シーイーグルスの勝利となりました。

観た試合② OCEANUS feat.KAMiGATA in TOKYO vs 百足

 序盤は百足が僅かに一歩リードしていましたがOCEANUSがスーパータックルを決め、さらにこの守備成功で今井選手をコートに戻せたのが大きかった!点差も縮まり2点差で前半を終えます。
 後半戦は最後まで熱い展開が続きました。両チームともに腕を伸ばしてもがいて自陣に帰る、カバディらしいプレーが見られて面白かったです。少人数で粘っていたOCEANUSですが志村選手が攻撃でローナを取って点差をつけ、OCEANUSも追い上げましたが百足がリードを守り決勝進出を決めました。

観た試合③Repunkur vs 茨城シーイーグルス

 茨城シーイーグルスはこの試合でも攻守ともに安定したプレーを見せ、Repunkrは苦しい展開が続きます。茨城シーイーグルスが点差を広げて前半は終了。後半は曽我部選手の攻撃やRepunkurらしい守備で茨城シーイーグルスの人数を削り、終盤でローナを取るなと印象に残るシーンの多い後半戦となりました。しかし点差を覆すに至らず、茨城シーイーグルスがリードを守り切り準決勝進出を決めました。

観た試合④YKC vs ジモディ

 YKCの守備により徐々に点差がつきはじめた前半戦ですが、時間が経つほどに流れを引き寄せたのがジモディ。守備成功や飯島選手の攻撃成功による会場の盛り上がりも最高潮になり、10点差から5点差にまで詰めて前半を終えます。後半開始後すぐにローナを取って1点差にまで迫るジモディ。守備も積極的に仕掛けますがYKCのレイドが強かった!再び点差が広がりますが、最後まで会場を盛り上げる試合で観ていて楽しかったです。

観た試合⑤WASEDA MONSTERS vs 茨城シーイーグルス

 序盤からローナを取り引き離すWASEDA MONSTERSと、着実に点を重ねることで追いかける茨城シーイーグルス。WASEDA MONSTERSの片川選手の鮮やかでスピーディーな追撃や茨城シーイーグルスの宮田選手の守備の上を跳ぶ攻撃など、忘れられないシーンが前半から生まれていきます。後半もWASEDA MONSTERSは連携の的確さが光り、また石井朝音選手を止めた今福選手や石井武蔵選手を捕らえた鈴木選手など個の力も印象に残りました。終盤3人にまで削られた茨城シーイーグルスですが、スーパータックルを決めてローナを取らせず、宮田選手の攻撃で3点を取るなど勢いに乗りました。終盤の茨城シーイーグルスが作り出した流れがとても熱く、もっと見ていたいと思える名試合だったと思います。

観た試合⑥Akatsuki vs コイワイ613

 Akatsukiの黒柳選手はキックが印象に残るレイドでチームを牽引。対するコイワイ613はAkatsukiを追いかける展開となりますが、積極的に仕掛けていきます。コイワイ613は新谷選手のテンポの良いレイドやまとまりある守備、そして会場の熱い応援も含めてひとつの流れを作り出していました。
 

観た試合⑦百足vs WASEDA MONSTERS

 いよいよ男子決勝戦。ここまで勝ち上がってきた2チームとということもあり攻守両面で拮抗した序盤から、百足が僅かにリードします。しかしコート内の3人に減ってからローナを取らせてくれないのがWASEDA MONSTERSの強さ。爪先まで生かした今福選手のレイドも見応えがありましたが、百足の浦山選手を追い出したWASEDA MONSTERS・片川選手のクリーンタッチも印象に残りました。後半ではローナを取られたものの、コートに全員が戻ったことで守備を立て直します。しかし百足の守備も固く、攻撃でも安定して点を取り切ったこともあり、百足が優勝を掴みました。しかしどちらのチームのプレーでも会場が盛り上がり、最後の1秒まで魅了してくれる、最高の決勝戦でした。

 久しぶりの現地観戦となりましたが2日間楽しかったです。選手、そしてスタッフの皆様お疲れさまでした。
 百足は優勝おめでとうございます!!国際大会の日程の都合上メンバーが揃わない中での試合ではありましたが、全日本大会優勝経験を持つチームとして圧倒的な強さでした。

 新しく創設されたチームの試合を観ることができたり、また敗者戦によって負けてしまったチームでも2試合見ることができたりと、チャレンジカップでしか見られない光景もあって充実した2日間でした。

 次の日曜日は関東カバディリーグ第3節、そして夏は東日本大会が開催されます。バングラデシュでの国際大会も終わり、2026年のアジア大会へ向け、今後も日本カバディ界の動向に注目していきたいと思います。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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